●“練馬区環境学習推進計画”~いっしょに学び・未来につなぐ・ねりまの環境~ (2008年05月15日)
練馬区の、この推進計画の目的としては、今日の環境問題は、地域の問題から地球規模の問題まで大きな広がりを見せるとともに、人間のあらゆる活動と結びつくもので、解決のために行政の施策や事業者の法令遵守だけではなく、区民や事業者がその日常の活動において環境に配慮した行動をとっていくことが重要として、策定されることになりました。
by yun
そして、そのためには、環境について学んで環境についての情報を共有するための環境学習・環境教育の役割が極めて大きいとしています。
この策定の背景として、練馬区内では、区民による環境保全の取り組みが活発に進められており、その中で、環境に関する情報を共有化、環境に関する学習・教育を進める取り組みも、幅広く行われてきていました。
これに対し、区も、環境、リサイクル、みどりなどの分野で、それぞれ区民の参画を得ながら基本的な計画を定め、それとともに理念や施策の方向、制度などを定める条例の制定を進めてきています。
しかし、さまざまな分野で環境学習・環境教育に積極的に取り組んでいるにもかかわらず、現状では、多くの区民・事業者の人たちが主体的に環境の保全に取り組んでいるというような状況にはまだ至っておらず、また、環境学習・環境教育に取り組んでいる区民や事業者との協働、庁内の関係部署の連携もまだまだ強化拡大していく必要があるとしています。
環境学習の対象分野は、生活環境としての「大気汚染、水質汚濁、騒音・振動、土壌汚染、地盤沈下、悪臭、有害化学物質、ごみ、エネルギー問題など」、市街地環境としての「まちづくり、まち美化、景観など」、地球環境としての「地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨、資源の枯渇など」自然環境としての「みどり、水辺、生きもの、水循環など」で、それらが共に関わっているとしています。
さらに、現在では、持続可能な社会を構築するために、環境保全だけではなく、経済や社会など、あらゆる領域における持続可能性が必要であるとしています。
こうした幅広い分野における総合的な持続可能性を追求した学習・教育を視野に入れていく必要があるということです。
環境問題をこうして、広くとらえ、みんなで考えようというのは、大切なことですよね。
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投稿者 kksblog : 2008年05月15日 03:58