●理想の食事は甘いかしょっぱいか 食生活改善サポートツール「気づき食」 (2008年05月09日)
ニチレイグループの株式会社ニチレイフーズは、2008年7月より実体験型食生活改善サポートツール「気づき食」を、医療保険者や特定保健指導受託機関向けに発売します。
毎日の食事を作るにあたって、健康を意識している人は多いでしょう。ですが「健康によいとされる食材・食品」を使うことには熱心でも、食べる量やカロリー計算、塩分などの摂取量については気にはなっても、実践していない人がほとんどではないでしょうか。
最近の家庭の味は市販のだしの素や調味料がベースになっていることがほとんどです。調理の途中で塩は使っていなくても、市販だし、調味料には塩が多く含まれており、知らず知らず塩分を多く摂っていることが少なくありません。この「気づき食」は日頃の食事から形成された食についての課題に気づくことで、生活習慣を変化させることを支援するものです。
「気づき食」の内容は、冷凍食事教材、目盛り付き茶碗、2冊の体験BOOKがセットになっています。食事教材は主菜・副菜・味付けのバランスなどを考慮したおかずのセットで、カロリーや塩分を制限した量・味付けをされた理想的な食事内容を体験できます。目盛り付き茶碗は名前の通り茶碗の内側に目盛りが付いており、普段食べているご飯の量を知ることができます。
食事教材は4種類あり、それぞれ食べることによって「気付く」ことが考えられています。例えば「豆腐ハンバーグ」は、普段食べている食事の量・味付けの好みに気付くことができます。「鶏つくねセット」では食塩を含まない調味料を活用することで、工夫で塩分コントロールができることに気付きます。
「気づき食」の主な対象は、生活習慣病になりやすい中高年の人たちです。しかし現代の子ども達の食事は、便利な調味料や冷凍食品、外食産業によって、油断すると塩分過多、カロリー過多になってしまいがちです。理想的な食事をおいしいと感じるか、量を十分だと感じるか、一度家族で体験してみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2008年05月09日 06:29