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「子ども 夢・アート・アカデミー」の実施~文化庁 (2008年05月08日)

平成20年4月より平成21年3月までの期間で、「子ども 夢・アート・アカデミー」が実施されます。

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by Peter Alexander Robb

「子ども 夢・アート・アカデミー」は、日本芸術院会員による学校での子どもたちへの講演事業で、社会貢献事業として行われるものですが、昨年度に引き続き実施されます。

「子ども 夢・アート・アカデミー」は、美術・文芸・音楽・演劇・舞踊などの各分野における最高峰の芸術家である「日本芸術院会員」自らが、小・中・高等学校を訪問し、子どもたちに直接、文化芸術活動の素晴らしさを伝えるとともに、夢を持って生きることの大切さなどの講話や簡単な実技披露等を行うものです。

昨年度の実施で、各学校から感動・感謝の声が寄せられ、「引き続き実施して欲しい」との要望も多くあったことから、今年度も実施されることとなりました。


実施は、日本芸術院会員のゆかりのある都道府県、市町村内の小・中・高等学校の体育館等、学校内にて、児童・生徒や教職員、保護者を対象に、文化芸術に関する体験談や地域の誇りなどの講話や、簡単な実技披露等が行われます。具体的な内容は開催校と相談の上、学校の特別活動の中の行事や総合的な学習の時間などに行われます。

日本芸術院は、芸術上の功績顕著な芸術家を優遇顕彰する国の栄誉機関で、院長1名と会員120名以内から構成されており、院長は、芸術に関し卓越した識見を有する者として会員の選挙によって選ばれ、文部科学大臣より任命されます。

会員は、芸術上の功績顕著な芸術家について会員から成る部会の推薦と総会の承認によって選ばれ、文部科学大臣より任命されます。日本芸術院会員は、美術、文芸、音楽、演劇、舞踊の各分野で、我が国最高峰の芸術家で構成されており、現在100名の芸術家が発令されています。

日本芸術院は、明治40年に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし、大正8年に「帝国美術院」として創設されました。その後、昭和12年には美術のほかに文芸、音楽、演劇、舞踊の分野を加え「帝国芸術院」に改組されるなどの拡充を経、昭和22年に「日本芸術院」と名称が変更され、今日に至っています。

芸術の世界に生きるかたたちに直接ふれあいの機会が持てるというのは、たとえ子どもたちがその道に将来進むなど具体的な形の結果とならずとも、何かの形で子どもたちの心の中に残っていくのではないでしょうか。

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「子ども 夢・アート・アカデミー」の実施について(文化庁)[PDF]



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投稿者 kksblog : 2008年05月08日 01:20


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