●お母さん達がもらって嬉しいのは、モノよりキモチ 「母の日」のアンケート (2008年04月28日)
スーパーのチラシにカーネーションのイラストが…そういえば母の日が近いですね。
株式会社電通のトレンドボックスリサーチで、全国20代から60代のお母さん達に、「母の日」についてのアンケートを行いました。その結果、昨年の母の日について、最も多かった回答は「何もなかった」でした。なんだか寂しいですね。でもこれを読んで「うちだけじゃない!」と安心したお母さんもいたりして…
何かしてもらった、という答では、やはり多かったのが「カーネーションをもらった」、または「洋服や小物のプレゼント」でした。お母さんに何をプレゼントしたらいいか分からない、という人でも、母の日にはカーネーションという定番があります。実際、夫や息子など、男性からはカーネーションをプレゼントしてもらったという回答がトップでした。
一方、お母さんたちにとって理想は、実は「モノ」より「言葉」や「時間」のようです。特に30代のお母さん達では「ちょっとした感謝の言葉をかけて欲しい」といった回答が目立ちました。30代は子育て世代、子どももまだ小さくて毎日大変、という人がほとんどでしょう。お花やアクセサリーよりも、育児や家事、仕事への頑張りをねぎらう言葉、態度が何より嬉しいのではないでしょうか。
母の日が嬉しい日になるかどうかは、夫婦仲にも関係しているようです。夫婦仲が悪いと答えたお母さん達は「何もしてもらえなかった」という答が多く、逆に夫婦仲が良いと答えたお母さん達は「食事に出かけた」「手作りの品をもらった」という答が多くなっています。母の日の感想も、「嬉しかった」「心が温かくなった」といった答は、夫婦仲が「悪い」より「良い」の方が明らかに多くなりました。
夫婦仲が良い、ということは「お父さんとお母さんがお互いを大切に思っている」ということですよね。家庭にお互いを大切にする雰囲気があれば、自然と子ども達もお母さんを大切にしたい、感謝の気持ちを伝えたい、という気持ちになるのでしょう。何をすればいいか分からない、と思っているお父さん、何もしてくれない、とふくれているお母さん、まずは日頃の心持ちや態度からふりかえってみてはどうでしょう。
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投稿者 kksblog : 2008年04月28日 09:39