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新学習指導要領・前倒し案で「授業時数増加」公表される (2008年04月27日)

「可能な学校は来年度から開始を」
小学校では、総授業時数を各学年で週1コマ追加


文部科学省は、4月24日に開催した臨時教育会議において、小・中学校学習指導要領の改訂に伴う平成21年度からの移行措置案を公表した。


金森初等中等教育局長は新しい学習指導要領等の改訂趣旨や移行措置の概要、周知・広報活動、条件整備等について説明した。

それによると「直ちに実施可能な、学習指導要領の総則や、道徳、総合的な学習の時間、特別活動については、平成21年度から新しい学習指導要領の規定を先行実施。

算数・数学及び理科については、新課程に円滑に移行できるよう、移行措置期間中から、新課程の内容の一部を前倒しして実施。(授業時数の増加も前倒し実施)
これに伴い、小学校では、総授業時数を各学年で週1コマ増加。(中学校は、選択教科等の授業時数を削減するため、総授業時数は変更なし)
新課程の前倒しに伴い、現在の教科書には記載がない事項を指導する際に必要となる教材については、国の責任において作成・配布。(具体的方策は検討中)

小学校英語活動については、第5・6学年における外国語活動は、各学校の裁量により授業時数を定めて実施できる(各学年で週1コマまでは、総合的な学習の時間の授業時数を充てることが可能)。

その他の各教科は、学校教育法施行規則改正案が出されたことにより「新学習指導要領によることもできるものとする」とされており、さらに現行小学校学習指導要領により指導する場合、社会科は地図帳で指導可能な「47都道府県の名称と位置」「世界の主な国の名称と位置」等を教えるなど細かい規定が出されており、実質的には「来年度前倒し開始」となっている。

現在文部科学省では、小・中学校学習指導要領の改訂に伴う移行措置案についての意見募集中だ。
 



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投稿者 kksblog : 2008年04月27日 19:24


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