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中学1年生・高校3年生に相当する年齢対象の麻しん(はしか)、予防接種 (2008年04月24日)

中学1年生・高校3年生に相当する年齢の方対象に、麻しん(はしか)の予防接種が平成20年4月1日から始まり、5年間実施されます。

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by yun

一般には、子どもが多くかかる病気として知られている麻しん(はしか)ですが、昨年、10代及び20代の年齢層を中心とした流行があり、今年も同年代を中心とした流行が始まっています。

麻しん発症を確実に防ぐためには、2回の予防接種が必要とされています。ところが、流行の中心となった世代向きには、幼少期に1回しか予防接種の接種機会がなく、受けそびれていた人も多くいます。

この麻しん予防接種は、今後、麻しん発生と流行を防ぎ、麻しんにかかる人の数を限りなく抑えるために、中学1年生・高校3年生に相当する年齢の方対象の、法律に基づいた予防接種を行うものです。

麻しんの発症は、ワクチンを接種することで予防でき、ワクチンを接種した人の95%以上は免疫を獲得するといわれています。以前に予防接種を受けていなかった人以外にも、1回は受けたけれども免疫を獲得できなかった人もわずかながらいます。また、接種してからの年数の経過と共に、免疫の力が落ちてくることもあり、強固な免疫を獲得するためには、2回の予防接種が必要と考えられています。

制度の実施期間は、平成20年度から平成24年度までの5年間で、各年度内に新しく13歳、18歳となる人が、就業形態(就学・就職・その他)関係なく対象者となります。

麻しんは、例年春期から夏期にかけて発生報告が増加する感染症で、新たに対象となった場合、少しでも早く免疫を獲得するため、できるだけ4月から6月の間に接種を受けるようにしてください、とのことです。

接種の対象である期間は1年間のみで、年度内の対象期間内に確実に接種を済ませるようにしてください、ということです。

接種する場所や費用は、居住する市区町村に確認できます。また、接種に関する注意点についても、案内をご覧ください。

注射の苦手な人や普段健康な人にとっては、「自分は大丈夫」と思いがちですが、そういう人が何人も重なってしまうと大流行となってしまいます。また、勉強やスポーツに忙しい時期、できるだけ病気にはかかりたくないものですよね。

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投稿者 kksblog : 2008年04月24日 00:14


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