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国や社会、子育てに関する世論調査 (2008年04月18日)

内閣府大臣官房政府広報室が、社会意識に関する世論調査の報告をまとめました。

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by 坂井 和明

この世論調査は、全国の20歳以上の男女を、層化2段無作為抽出法で1万人を抽出。社会や国に対する国民の基本的意識の動向を調査するとともに、少子高齢化等の社会の在り方に関する国民の意識を調査し、広く行政一般のための基礎資料とすることを目的に行われました。

『国や社会との関わりについて』の項目で、「国を愛する」という気持ちは強い方だと思うか?それとも弱い方だと思うか?の問いに「強い」と答えた人の割合が、57.0%(「非常に強い」19.4%+「どちらかといえば強い」37.6%)「弱い」と答えた人の割合が7.0%(「どちらかといえば弱い」6.1%+「非常に弱い(全くない)」0.9%)、「どちらともいえない(わからない)」と答えた人の割合が36.1%となっていました。

『社会のあり方に関する意識について』では、子ども・育児に関する質問となり、理想の子どもの数や持てる子どもの数、子育てを楽しいと感じるか辛いと感じるかなどの意識を調べました。

理想として自分自身に何人くらいの子どもがいるのが良いと思うか?の問いには、「2人」と答えた人の割合が34.8%、「3人」と答えた人の割合は52.3%。0人、1人、4人と答えた人は少数でした。そして、実際に何人の子どもの持てる、あるいは持てたと思うか?には、「1人」が9.3%、「2人」が45.2%、「3人」と答えた人の割合は28.6%でした。

子育てには、楽しいことも辛いこともありますが、 子育てを楽しいと感じるか辛いと感じるか?の質問では、「楽しいと感じることの方が多い」と答えた人の割合が53.9%で、「楽しいと感じることと辛いと感じることが同じくらい」と答えた人の割合は35.5%、「辛いと感じることの方が多い」と答えた人の割合は5.2%という結果となりました。

子育てに関しての悩みは、やはり「お金」のようで、将来の教育に掛かるお金や乳幼児期の子育てにもお金が掛かることなどがあげられています。もちろん楽しいこともたくさんあります。「子どもの成長に立ち会えること」が多数意見で、「子育てを通じて自分が成長できること」という意見もありました。

子どもを育てるには、当然ですが、お金も労力も使います。しかしながら、この子育てとは、何にも変えられない喜びを感じられることでもあります。今の社会には苦労することも多いですが、今後、この調査の内容を政府が把握し、よりよい子育ての環境が築かれることを保護者としても願います。

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社会意識に関する世論調査



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投稿者 kksblog : 2008年04月18日 13:20


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