●子供達を見守る「地域安全安心ステーション推進事業」 (2008年04月15日)
地域安全安心ステーション推進事業をご存知ですか?
by イナガキ ヨリガズ
全国各地で、子供達の安全を見守る取り組みが行われています。
活動拠点を中心とした、自主防犯活動を支援する地域安全安心ステーション推進事業について、平成20年度、新たな実施地区を公募し、169地区が選定されました。平成17年度から平成19年度までに選定された、ステーション推進事業実施地区で活動する431団体、同実施地区の市区町村に居住する住民の方々に意識調査を実施しています。
「防犯ボランティア団体に参加したことで地域との関係は変わったか」の質問には、20代から70代の人達のほとんどが、「知り合いが増えた」「感謝されるようになった」という答えが多く寄せられ、地域との結びつきを深めている様子がうかがえます。
「ステーション推進事業に今後期待することは何か」の問いには、「地域からの理解を深めるため積極的に広報して欲しい」「自治体・学校・PTAとの連携を推進して欲しい」との回答が多くありました。確かにこの事業を、まだ知らない方は多いのではないかと思います。
実は、私の住む町では、お孫さんの下校時間に通学路を歩き、お迎えに出たお祖父さんが、下校途中の生徒達に「気をつけて」と声を掛けただけなのに、子供達には不審者と思われ学校に通報されてしまったというお気の毒な話がありました。もちろん、誤解は解けましたが、今は子供達も敏感になっているのは事実ですね。
この地域安全安心ステーション推進事業では、活動している団体に物品の貸与をしています。ジャンパーや帽子、腕章、防寒着、防護衣、トランシーバー、停止旗等、揃いの物を身につけることによって、地域の皆さんに認知され、子供達も安全に通学できることになることでしょう。
各都道府県の自治体では、様々な防犯ボランティア活動が行われています。あなたの町にも活動されている団体があるかもしれませんよ。
■関連記事
「低学年にも教えよう!地域安全マップ作り」~東京都での取り組み
子どもを守るは地域の力「子ども安全・安心加速化プラン(案)」
« 新しい幼稚園教育要領、小学校学習指導要領及び中学校学習指導要領、公示について | トップページへ 「自分はかっこいい方だと思う」高校生が日本にはほとんど存在しない? »
最新記事一覧
- 汚れが気になる人向け、「MONO」シリーズから黒色消しゴムが新登場(2013年10月08日)
- きれいな文字が書ける『文字力アップノート』発売~ナカバヤシ
- 教室とeラーニングをシームレスに連携させるシステム タブレット版も登場
- ソフトバンクの選手といっしょに練習できる野球教室 参加者募集中!
- 授業改善に役立つパンフレット『授業アイディア例』を作成~国立教育政策研究所(2013年10月07日)
- 『ジェットストリーム』から操作性、高級感を両立した社会人層向けペンが登場
- 教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み
- この秋、東京国立博物館のワークショップで歴史上の「文化」を体験しよう
- クリスマスを外国で過ごせる学生向けホームステイ語学研修
- サッカーキッズ育成「オンライン自主練サービス」の試験運用が開始されています(2013年10月05日)
- 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査~文化庁(2013年10月04日)
- スマートフォンやタブレットを使っていても、やっぱり仕事の相棒は「ノート」
- 日本食文化・川場の食材・自然写真を融合「KAWABA国際自然文化サミット」【10月5日~20日、10月18~20日群馬県川場村】
- シヤチハタより「おりがみ工場」大人向けパッケージ版が発売されています
- 偏差値やイメージに隠れた大学の真の姿を公開したデータ集を刊行(2013年10月03日)
投稿者 kksblog : 2008年04月15日 13:39