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東京都の学校選択制度は様々な選択方法を導入 (2008年04月10日)

東京都は、都公立学校数、学校選択制度の実施状況及びコミュニティ・スクールの設置状況を公表しました。

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by 坂井 和明

学校選択制は、いじめや部活動の希望など、様々な理由から校区外の学校を選択できる制度で、文部科学省でも制度の周知を各都道府県に促しています。

この学校選択制度について東京都では、都内19区の小中学校が、自由選択や隣接区域選択制、ブロック選択制を取り入れています。自由選択制とは、「当該市町村内の全ての学校のうち、希望する学校に就学を認めるもの」。ブロック選択制は、「当該市町村内をブロックに分け、そのブロック内の希望する学校に就学を認めるもの」とされています。

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは、平成16年9月から、新しい公立学校運営の仕組みとして導入された制度で、保護者や地域の人々の声を学校運営に直接反映させ、保護者・地域・学校・教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目指すものです。

東京都のコミュニティ・スクールの設置状況は、世田谷区、三鷹市の地域では数多くの小中学校が設置されており、他の地域も含め平成20年度にも数校の設置が予定されています。導入される地域は、都内でもまだ少ないようですが、今後はこれらの学校も増えていくかもしれません。

学校選択制度やコミュニティー・スクールは、全国的にもまだ広く普及されている制度ではなく、今後の周知によっては各都道府県でも取り入れられることでしょう。選択の幅が広がることで学校間での学力格差等が生じることも懸念されていますが、保護者としても今後の動向には注目したいところです。

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投稿者 kksblog : 2008年04月10日 16:37


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