●学生携帯電話ユーザー、アルバイトに関する実態調査への回答結果 (2008年04月10日)
ネットエイジア株式会社運営によるモバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)で、「アルバイトの実態」についての調査が行われました。
by イナガキ ヨリカズ
調査は、16歳~22歳の学生に対して行い、381名の回答が得られました。アルバイト市場は、飲食・流通業を中心として出店ラッシュであり、営業時間延長などの影響や、正社員の不足により、アルバイトの学生が貴重な労働人員となっています。
現在、アルバイトをしているのは、高校生では、「定期的にしている」というのが18.9%、「単発でしている」という回答と合わせて26.2%がアルバイトをしているという結果でした。男女間の差はほとんどありません。
大学生・専門学校生では、「定期的にしている」が42.9%、「単発でしている」が18.9%で、計約62%がアルバイトをしている現状が明らかとなりました。
アルバイトをしている回答者114名に対し、いくつのアルバイトをしているかを尋ねたところ、「1つ」が85.1%、「2つ」が10.5%、「3つ以上」が4.4%となり、複数アルバイトを掛け持ちしている割合は14.9%でした。
大学生・専門学校生では、複数掛け持ちしている割合は18.7%に上り、特に女性では23.4%と高い割合になっています。
アルバイトをしている理由は複数回答で行われましたが、「遊ぶお金に当てるため」という回答が最も多くて82.5%。特に女子高生では90.5%と高くなっています。次いで「貯蓄をするため」が52.6%、3位以下では「人生経験のため」が36.8%、「生活費に当てるため」が34.2%、「旅行するお金」31.6%、「デート代」が27.2%となっています。
大学生では、「旅行するお金」「人生経験」との回答が高校生より高く、男性では女性に比べ「デート代」との回答が高いなど、傾向が違う結果となっています。遊興費が多くなっているものの、貯蓄や生活費の回答も上位にあり、意外とつつましい学生の実態が現れているようにも感じられます。
アルバイトが、その後の人生のための貴重な経験や気づきに繋がることもありますよね。アルバイトとはいえ、お金を頂く限りは責任はありますが、若いうちに貴重な体験をたくさんしてほしいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年04月10日 01:07