●中学校・高等学校における発達障害の支援ガイドブック≪滋賀県≫ (2008年04月05日)
滋賀県教育委員会は、この3月に「中学校・高等学校における発達障害の子どもたちへの支援ガイドブック」を作成しました。
従来は「障害」というと、特殊教育を必要とした生徒児童を対象に考えていました。しかし現在は、「生活機能」が問題を抱えた状態をそれぞれ、「機能障害」「活動障害」「参加制約」と考え、それを「障害」とします。
従来の狭い身体の機能や構造を原因にし、それぞれを根拠にした「障害者問題」の枠を超えたすべての人々の「生活機能」の問題を範囲に考えます。
「障害」をできなさの程度(マイナス)で論じるのではなく、「学び方、わかり方、納得の仕方の違い」の状態としてとらえ、どういうことができるのか(プラス)で考えていくことが「支援」することにつながると思います。
特別支援教育とは、生活機能障害を抱えた児童生徒に対して、その一人一人の教育的ニーズを把握し、当該児童生徒の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するために、適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うものとしています。
学級崩壊など問題となっているなか、学級運営にはとても苦労をする教師がいることは多々耳にします。落ち着いて話を聞けない生徒、学習意欲を持たない生徒もいるかもしれません。そんな彼らを個性の強い子と考え、気長に向き合うということではダメなのでしょうか?
教育の現場を知らない私のたわごとにすぎないのかもしれません。平均枠に入っていない子どもを「特別」扱いをして別枠で考えましょう・・・としているように感じてしまうのは私だけでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2008年04月05日 17:06