●深谷市教委、広島県教委ほか5校が「英語教育」で表彰 (2008年04月03日)
文部科学省では、英語教育に尽力し功績のあった教育委員会及び学校を文部科学大臣より表彰している。3月22日、「『英語が使える日本人』の育成のためのフォーラム」において、平成19年度英語教育優良教育委員会および学校が表彰された。表彰を受けたのは、教育委員会2、中学校4、高等学校6。
深谷市教育委員会(埼玉県)は、深谷市英語教育モデルを策定し、郷土への誇りや国際感覚を育成する独自の英語教材作成や、小・中学校の教員の相互授業参観等を計画している。また、小・中学校の連携を促進するため、連携会議を実施するとともに、小・中学校の英語について教員アンケートを実施している。
広島県教育委員会(広島県)では、実践的な英語力を集中的に身につけさせるため、「中学生イングリッシュ・キャンプ」「高校生イングリッシュ・キャンプ」を実施している。また、県内の高校生と留学生に、互いの文化の違いを乗り越えることを目的に「インターナショナル・ユース・デイ」を実施している。
福山市立福山中学校(広島県)では、授業を英語で行い、生徒はJTE(日本人教員)と基礎トレーニングを、ALTと実践的コミュニケーションを行っている。実用英語技能検定試験の全員受験を実施し、平成17・18年度には優良団体賞を受賞した。
奈良県立法隆寺国際高等学校(奈良県)では、全て英語で行う授業を複数設置。1クラスを2つに分け、習熟度別指導を実施している。海外からの学校訪問を積極的に受け入れ、生徒の英語でのコミュニケーションを推進している。
広島県立加計高等学校芸北分校(広島県)では、定期考査にリスニングテストを導入。連系型中高一貫教育校となっている芸北中学校から兼務教員を招き、相互乗り入れ授業を実施。このほかの受賞校は以下。
一関市立一関中学校(岩手県)、京都府立園部高等学校附属中学校(京都府)、矢部村立矢部中学校(福岡県八女郡)、青森県八戸商業高等学校(青森県)、千葉県立成田国際高等学校(千葉県)、福井県立福井商業高等学校(福井県)、熊本県立熊本北高等学校(熊本県)。
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投稿者 kksblog : 2008年04月03日 14:42