●eラーニングを活用する教育機関のためのサイト開設~NEC (2008年04月06日)
NECが、大学、専門学校など教育機関向けのeラーニング用コンテンツを集め紹介、販売するサイト『Contents Cafe(コンテンツカフェ)』を開設しました。
『Contents Cafe』
by Steve Woods
『Contents Cafe』は、教育コンテンツの提供会社と協業し、NECの教育機関向けeラーニングシステム「i-Collabo.LMS(アイコラボ・エルエムエス)」のASPサービス強化の一環として、同サービス上で動作するコンテンツを集め紹介・販売しています。
コンテンツの内容は、TOEIC試験対策や外国人向けの日本語教育を行なう「語学」、基礎学力向上のための中高レベル教育を行なう「リメディアル」、PCリテラシーを学習する「リテラシー」、就職に必要な知識やマナーを学習する「就職活動]、組込み用ソフトウェア技術者の育成を目的とした「ソフトウェア開発」の5ジャンル。コンテンツの数は、約80本に及びます。提供価格は、TOEIC試験対策の場合学生1人あたり期間3ヶ月間で6,300円(税抜)からです。
eラーニングとは、パソコンやコンピュータネットワークなど情報ツールを利用して学習すること。学生に対する教育は、学校での講義・授業が中心ではありますが、講義・授業では対応しきれない領域については、インターネットを介したeラーニングなどを活用することが増えています。特に大学においては、ゆとり教育世代の基本的な学力低下を懸念し、「リメディアル教育」(=高校、小中高レベルの教育)に関心が高まっています。また、語学やリテラシーなどは以前よりeラーニングに対する根強いニーズがある分野であり、『Contents Cafe』は、このような市場のニーズに応えたものになっています。
新年度開始にあたって、新入学の学生の基礎学力向上、先日入社式の模様が報道されていましたが、来年度の入社をめざして就職活動を行なう学生がビジネスマナーを学ぶためになど、学生に対する幅広い教育に役立ちそうですね。
NECでは、2010年までに提供ジャンルを20ジャンルに拡大するとともに、コンテンツ数も500本に拡充し、教育機関150校への販売を見込んでいます。
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投稿者 kksblog : 2008年04月06日 08:24