●子ども達にも選挙権の大切さを伝えよう (2008年03月31日)
選挙のイメージってどんなものでしょう。大切な権利、政治に参加できる機会、ということは分かっていますが、誰を選んでも同じ、選挙活動がうるさい、なんて思ってしまいがちかもしれません。
明るい選挙のイメージキャラクター「選挙のめいすいくん」
大阪府では、選挙において若者の投票率が低いことから、少年期から政治や選挙に触れる機会を与えることにより、政治に対する関心を高め、将来の将来の投票行動につなげるため、小学校6年生および中学校3年生を対象とした選挙啓発パンフレット「私たちのくらしと選挙」を作成し、府内の小・中学校等に配付しています。
パンフレットの配布は平成16年度から行われており、平成18年度からは小学生版を新たに作成、配布しました。また府立・市立盲学校および送付希望のある学校には点字版も配布しています。平成19年度は小学生版99,000部、中学生版65,000部、点字の小学生版75部、中学生版35部を配布しました。
大阪と言えば、今年1月に府知事選挙が行われ、橋本新府知事の誕生により話題になりました。投票率は平成16年に行われた前回の選挙よりも8.46ポイント上回りましたが、それでも48.95%と50%を下回り、全国的に見ても低い数字です。
大人の政治に対する無関心、不信感は子どもにも影響を及ぼします。候補者や選挙管理委員会が訴えているのに、自分たちには関係ない、と知らんぷりをしている親の姿を見て育った子どもが、成人してから自分だけでも投票に行くでしょうか。
選挙の日には家族で投票に行って外食する、なんて歌がありましたが、そんな風に家族のイベントにするのもいいかもしれません。まずは投票するのが当たり前、という認識を身につければ、自然とその意味について考えるのではないでしょうか。
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選挙啓発パンフレット「私たちのくらしと選挙」(小学生版)及び(中学生版)の配付について
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投稿者 kksblog : 2008年03月31日 01:08