●いつも細く、濃く書き続けることができる内部構造にこだわったシャープが新発売 (2008年03月28日)
三菱鉛筆株式会社は、いつも細く、濃く書くことができる回転シャープ「クルトガ」を3月21日(金)に全国で発売しました。
新開発された「クルトガ」は、シャープ内部機構により、文字を書くたびにシャープ芯が少しずつ回ります。それによって芯先が均一に磨耗し、いつも円錐形の芯先を保つことで、常に細く、濃く書くことができる構造になっているのです。
シャープペン市場では、ハードユーザーである中高生を中心として、勉強用途で500円前後の中価格帯の商品が人気を集めています。勉強用途で長時間持つ使用場面が多いことから、持ち手部分の形状や素材を変えることによって差別化を図った商品は数多くありましたが、シャープペンの芯先に着目した商品というものは今までありませんでした。
従来のシャープペンは、書き続けているとシャープ芯が偏って斜めに磨耗して、極端に尖った芯先になってしまいます。そのため、一つ目にノートなどに書いた文字がだんだん太くなる、または均一の太さにならないこと。二つ目に筆記面に極端に尖った芯先があたることで、ノートなど紙の繊維に引っかかり書きにくいこと。
三つ目に極端に尖っているため、芯先が崩れやすくなり、芯の粉が出て紙面が汚れてしまうというマイナス点を抱えていました。シャープペンを使用する頻度の高い中高生たちは、こうした潜在的な不満をずっと抱えてきたといえます。
「クルトガ」では、筆圧により芯が回転して、芯先を常に円錐形に保つため、ずっと細くて濃い描線を書くことができます。また、極端に尖った芯先にならないため、紙の繊維に芯先が引っかかりにくくなり、常に安定して書くことができるうえに、芯の粉が出ず、紙面を汚さない設計となっています。
回転シャープ「クルトガ」は、472円(本体価格450円)で発売中です。シャープ芯経は2種あり、0.5mmと0.3mmを選ぶことができ、本体の色はシルバー、ピンク、オレンジなど6色あります(0.3mmは4色)。
シャープペンを利用して勉強することが多い中高生には夢のような商品が発売されましたね。書くことがストレスにならないこのシャープペンを使えば、いまより勉強がはかどるかもしれません。とくに、筆圧が高くて悩んでいる中高生には、かなり快適な使い心地が期待されそうです。
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投稿者 kksblog : 2008年03月28日 18:52