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大地震が起きた!そのとき自分を守るための知識を身につけておこう (2008年03月26日)

家の中の地震対策、避難するときの緊急用持ち出しリュック、防災頭巾やヘルメットなどなど、地震に対する備えはいろいろあります。でも一番大事な心の備え、できていますか?

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東京都教育委員会は副読本「地震と安全」を作成し、平成19年8月末に都内すべての国公私立学校に配布しました。さらにPDFファイルを公開しているので、全国から利用できます。この副読本は、児童・生徒一人一人やその家族が地震による災害から自分や他の人の生命を守る力を積極的に身に付け、実行できるようにというのがねらいです。

タイトルはいずれも「地震と安全」ですが、小学校中学年向け、小学校高学年向け、中学校向け、高等学校向けの4種類があります。対象学年によって内容は異なりますが、共通しているのは以下の内容です。

・地震が起こったときの対処方法
・避難する時に気を付けること
・地震が起きたらどのような被害があるか
・大地震の後、ボランティアとして自分たちができること

小学校向けでボランティア?と思いましたが、避難場所の掃除、自分より小さい子の世話などの手伝いといった、小学生でもできそうなことが例に挙げられていました。中学校、高等学校向けでは、応急処置や救命法、消火器の扱い方なども書かれています。

高学年からは地震がなぜ起こるのか、震度とマグニチュードなどの地震に関する知識が書かれており、対象年齢が高くなるごとに詳しくなっています。高校向けでは統計を使って、今後地震の起きる可能性が高い地域の予測や、震度分布、余震についても書かれています。中学校、高等学校向けには、昨年から一般提供が始まった緊急地震速報について説明されています。

いつ、どこで起こるか分からない地震。家の中の備えは万全でも、外にいるときに遭遇したら…いつでも慌てず行動できるためには、正しい知識と心構えが必要です。自分や家族を守るため、折にふれて「その時」を想定した話をしておくのもいいかもしれません。

■関連記事
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平成19年度版 副読本「地震と安全」について(3月24日)



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投稿者 kksblog : 2008年03月26日 13:36


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