●フィルタリングへのさらなる普及促進を依頼【総務省】 (2008年03月26日)
携帯電話を小学生にも持たせるような時代の流れになり、今や携帯電話は1人1台の時代になろうとしています。未成年者の使用にはフィルタリング機能の普及率・認知度も増えていることと思います。
by イナガキ ヨリカズ
総務省と警察庁及び文部科学省は、インターネット上の有害情報から子どもを守るために、都道府県、教育委員会及び都道府県警察等に対して、子どもの携帯電話等におけるフィルタリングの普及促進のため、学校関係者や保護者をはじめ住民に対する啓発活動に取り組むよう依頼しました。
フィルタリングについては、「青少年を有害情報環境から守るための国民運動」として、政府や関係機関が国民レベルで様々な普及啓発活動に取り組んでいるところですが、まだまだ子どもに携帯電話等を持たせる保護者のフィルタリングに関する理解やインターネット上の有害情報に関する認識が十分でないといった指摘があるようで、一層の啓発が必要としています。
「子どもの携帯電話等におけるフィルタリングの普及促進のための啓発活動について(依頼)」として、子どもが出会い系サイト等に携帯電話等を通じてアクセスし、トラブルや犯罪にあう被害が依然として多発していることや、携帯電話等で利用できるフィルタリングには、ホワイトリスト方式とブラックリスト方式があり、子どもの年齢や利用実態を踏まえ、適切なフィルタリングを選択する必要があること等が述べられています。
ホワイトリスト方式、ブラックリスト方式と選択出来る事は私も知りませんでした。多くの保護者の方々もまだ知らない方が多いように思います。子供達への啓発活動には、パンフレット「ちょっと待ってケータイ」が作られており、これらの資料から、携帯電話の使用には注意が必要であることを、子供自身にも覚えてもらう事が大切だろうと思います。
「被害に遭う人はよその人」だなんて、どこか危険性も他人事のように考えてしまいがちですが、いつ我が子が、お友達が、巻きこまれるかもしれないと言うことを使用する本人も、保護者も気に留めながら、オープンに話し合える環境を作りたいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年03月26日 12:04