●小学校で実際に行われた「早期英語教育」の指導事例集を見ることができます (2008年03月25日)
奈良県内の各小学校での早期英語教育の取り組み方のサンプルがまとめられたものですが、きっかけづくりとして参考になるのではないでしょうか。
by Kylie Brown
内容は、そのまま文例を使うと日常会話で使えるようなものになっています。
いくつかのコンテンツに分けられて載せられていますが、まず「ウォーミング・アップ」、そして「ゲームをしよう」、「歌を歌おう」、「英語で言ってみよう」となっています。
「ウォーミング・アップ」では、“あなたはなにがすき?”“きょうのおはなしなあに?”といったもので、コミュニケーションのきっかけになる会話が載せられています。
「ゲームをしよう」では、やりとりしながら英語で会話できるような内容になっています。
「歌を歌おう」でサンプルを取り上げているある学校によると、“英語表現の日常化・定着化を図るため、朝の会で曜日や天気、その日の気分などを英語で表現し、少しでも英語に親しめるようにということで、この取り組みをしてきたようです。実際に、普段の活動の中で積極的に大きな声で答えられる子どもが増えてきたそうです。
「英語で言ってみよう」では、数や動物とその鳴き声、食べ物について、好きなものについて、あいさつのしかた、買い物のしかたなど、普段使えそうな英会話が載せられています。
それぞれ、指導の目的やこれまでの経過、そしてこれから先の目標などについて書かれているので、それぞれの小学校内での英語教育の取り組み方についてもよくわかりますし、一般家庭でもきっかけづくりの参考になることもあるかもしれません。
知っていることが広がることは自信にもつながりますし、視野が広がるということもこれから先の時代を生きていくためには必要なことではないでしょうか。
また、子どもなりに、英語でコミュニケーションを取っていくことを通して、あらためて日本語での日常の身の回りにいる人たちとのコミュニケーションについて気づくこともあるかもしれません。コミュニケーションの取り方は、大人の社会でも大切ですよね。
■関連記事
「小学校英語活動実施状況調査」及び「英語教育改善実施状況調査」について
小学生英語学習の実態と保護者の意識調査
BBCの英語教育ページ
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投稿者 kksblog : 2008年03月25日 01:07