●子どもたちのデザイン、アイデアが集結!ICカードのコンクール結果発表 (2008年03月24日)
財団法人ニューメディア開発協会 (NMDA)の非接触ICカード普及センターより、第4回ICカード「デザイン」&「アイデア」コンクールの結果が発表されました。
小学5年生 杉村愛歌さんの作品
コンクールでは、「デザイン部門」と「アイデア部門」に分かれており、それぞれ応募総数が78点、138点にのぼりました。また、小学生以下の部、中高生の部、一般の部にわかれて審査がおこなわれました。
「デザイン部門」の小学生以下の部で最優秀賞を受賞したのは、小学5年生の杉村愛歌さんでした。デザインは、水溜りからはねた雫のイメージを描いているそうで、大地に緑を茂らすように描いてみたところ、虹色にすると神秘の力のようなものを感じる絵になったそうです。
中学1年生 高橋友麻さんの作品
同じく「デザイン部門」の中高生の部で最優秀賞を受賞したのは、中学1年生の高橋友麻さんでした。高橋さんは、最近見たニュースで、森林が減っていることによって地球の温度が高くなっているということを知りました。
そのため、もっと世界中にたくさんの森林が増えたらいいなと思ってこの絵を描いたそうです。このカードを持つ人が、地球にある緑を笑顔にしてほしいという願いを込めて、森や草花をイメージしたキャラクターを作ったとのことです。
「アイデア部門」の小学生以下の部で最優秀賞を受賞したのは、小学3年生の木名瀬暁理さんでした。木名瀬さんは、「家の中にカードを常時差し込み、水・電気・下水道・ガスをどのくらいの量を使い、また、たとえばいない部屋に電気がつけっぱなしになっていた時間や料金などを細かく記録する。省エネをこころがけることを目的とする。」
そして、「省エネを実行していたときにはポイントがたまり、無駄にエネルギーを使用していた場合はポイントが減る。過去のデータから少しずつポイントがあがるように家族がこころがけて生活していく。」という画期的なアイデアを提案しました。
また、ほかにも優秀賞を受賞した作品には、「学校のテストで100点をとれたら1ポイントがあがり、10ポイントになったら図書カードに交換できる。そんなICカードがあればみんながんばって勉強するのではないかと思います。」(小学5年生、山田ちなつさん)などがあります。
省エネや森林保護など環境に対する子どもたちの真摯(しんし)な姿勢が、今回のコンクールでよくあらわれていますね。これからも、子どもたちの意見や考えを上手に取り入れながら、家庭や学校、地域ぐるみで環境問題に真剣に取り組んでいきたいものです。
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投稿者 kksblog : 2008年03月24日 19:45