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新卒者の就職内定率発表 (2008年03月17日)

文部科学省及び厚生労働省より、1月31日現在での今春新卒者の就職内定率を発表しました。

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内定率を数字で追いかけてみると、大学等卒では内定率は88.1%で、前年を1.4%上回りました。高校卒の内定率は、89.4%となり昨年より1.3ポイント上回りましたが、中卒者では内定率が25.7%であり、前年比を1.1ポイント下回っています。

大学卒では88.7%、短期大学卒では76.7%、高等専門学校では99.6%となり、国立大学と私立大学を比べると、国立は92.1%であるのに対し、私立大学では87.7%と少し差が見られます。男女差はあまりなく、男子が1ポイントだけ上回っています。文系理系で見ると、文系87.8%に対し理系は93%と5ポイント以上の差があります。

高校卒の内定率は、昨年より1.3ポイント上回り、求人倍率が1.8倍ちかくあるので、売り手市場といえる状況です。とはいうものの東京では求人倍率が6.84倍、沖縄や青森県では0.5倍強という倍率で、地方格差がはっきりと現れています。

中卒者での有効求人倍率は前年比より増えているにもかかわらず、内定率は昨年より低迷しています。

高校卒の内定率は、昨年より1.3ポイント上回り、求人倍率が1.8倍ちかくあるので、売り手市場といえる状況です。とはいうものの東京では求人倍率が6.84倍、沖縄や青森県では0.5倍強という倍率で、地方格差がはっきりと現れています。

中卒者での有効求人倍率は前年比より増えているにもかかわらず、内定率は昨年より低迷しています。

これらのデータを見てみると、平成15年以降の就職内定者は、中学卒業者を除くすべてが上昇率は緩やかなものの右肩上がりに伸び続けています。団塊の世代の退職者が多くでたことと、企業の景気復活といえる結果が現れています。

4月になると、いよいよ新入社員としての生活が始まります。街行く彼らが運んでくるさわやかな風に、心洗われるのは私だけでしょうか。

■関連記事
今春高卒者の就職内定率、男女ともに5年連続上昇 (2008年02月23日)

・平成19年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)について
平成19年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成20年2月1日現在)について
平成19年度高校・中学新卒者の就職内定状況等(平成20年1月末現在)について



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投稿者 kksblog : 2008年03月17日 14:41


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