●「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」の変更 (2008年03月14日)
小さな頃から本の好きな子は、物知りで探求心があり、たくさんの言葉を巧みに使います。読書は、子供からご老人まで楽しめる有意義な時間の使い方ですね。
by YUKI
文部科学省は、「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(第二次)が、平成20年3月11日に閣議決定され、国会に報告されたことを受け、その内容を公表しました。
「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」は、平成13年12月に、議員立法により制定された「子ども読書活動の推進に関する法律」に基づいて、平成14年8月に閣議決定されたものです。今回は、施策から約5年経過し、これまでの成果や課題等を検証したのち新たな「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」が平成20年3月11日に閣議決定されたのち、国会に報告されました。
全都道府県都道府県において「子どもの読書活動推進計画推進計画」が策定され、12学級以上の学校における司書教諭の発令が進んでいるようですが、中学校、高校共に不読者率が高くなる傾向にあり、地域によって取り組み方にも違いが見られるそうです。
今回、新たに作られた基本計画では、「子どもの読書環境の地域格差の改善・市町村推進計画の策定率」を、24%から50%以上に変更し、地域の格差をなくす事を目標にしているようです。その他にも移動図書館によるサービス向上などを挙げています。
また、平成18年5月現在の発令状況が59.9%となっている司書教諭の未発令校ですが、発令促進を今後も進め、図書室の本も増やしていくようです。
地域によっては、乳幼児検診の際に絵本を1冊プレゼントする「ブックスタート」という活動や、ボランティアによる読み聞かせ会なども活発に行われている場所があります。文字の読めない頃から本と触れあい、読み聞かせによっては想像力も身に付きます。
今は、携帯電話の小さな液晶画面で、横文字の小説やコミックが中高生の間で人気のようですが、好きな本を本棚に置き、数年経って読み返すのも、またいいものです。不読者率が減ってくれると良いですね。
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読書の目的
子ども読書応援プロジェクト事業としてのホームページ『子ども読書の情報館』開設
全市町村で「子ども読書活動推進計画」が策定されている読書好きの鹿児島県
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投稿者 kksblog : 2008年03月14日 12:17