●オレンジ、緑、紫のレインボーカリフラワーは普通より栄養価が高い? (2008年03月10日)
インターネット上でニュースを配信しているイギリスの「Daily Mail」によれば、「レインボーカリフラワー」がイギリスの市場で人気を博していることが明らかになりました。
見た目が派手すぎて少し不思議な雰囲気を醸し出しているレインボーカリフラワーですが、実は体にとても良い作用を持っていることが科学者によって証明されています。
このような派手な色合いが実現した背景には、遺伝子組換えなどの操作をしたわけではなく、何十年もかけて伝統的な品種改良を行ってきたことがあります。そして、アメリカではすでに数年前からこのレインボーカリフラワーが市場に出ていて、食通の間で流行っているそうです。
オレンジのカリフラワーには、普通のカリフラワーより肌の健康に良いとされているビタミンA(ベータカロチン)が25倍も含まれています。また、紫のカリフラワーには、アントシアニンが多量に含まれているため、血液凝固を遅くすることによって心臓病を予防することに高い効果を発揮することもわかりました。
17世紀までのヨーロッパでは、白や黄色、紫のニンジンが普通に食べられていました。しかし、オランダ王室のお祝いのときに、品種改良がほどこされた現在のオレンジのニンジンが登場したのです。これがきっかけで「ニンジン=オレンジ」となったのです。
「レインボーカリフラワー」、見た目にはちょっとドキッとしてしまうほどの派手さですが、意外にも栄養は満点です。食育の一環として、こうした食べ物の歴史を振り返りながら、野菜の色やその働き、栄養素などを子どもと一緒に勉強してみてはいかがでしょう。
■関連記事
KKSブログ: 学校に食育のリーダーを 栄養教諭の導入について
KKSブログ: 今 栄養失調の子どもがすごく多いんです! 学校給食で栄養補給か・・・
KKSブログ: 地場産物を活かした我が校の自慢料理で勝負!全国学校給食甲子園で優勝者決定
The orange, purple and green cauliflowers that scientists claim could be healthier for you
« ICTゲートウェイ 4月1日本格稼働 期間限定アドレスも | トップページへ モニタリングによるテレビ番組の実態調査 »
最新記事一覧
- 汚れが気になる人向け、「MONO」シリーズから黒色消しゴムが新登場(2013年10月08日)
- きれいな文字が書ける『文字力アップノート』発売~ナカバヤシ
- 教室とeラーニングをシームレスに連携させるシステム タブレット版も登場
- ソフトバンクの選手といっしょに練習できる野球教室 参加者募集中!
- 授業改善に役立つパンフレット『授業アイディア例』を作成~国立教育政策研究所(2013年10月07日)
- 『ジェットストリーム』から操作性、高級感を両立した社会人層向けペンが登場
- 教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み
- この秋、東京国立博物館のワークショップで歴史上の「文化」を体験しよう
- クリスマスを外国で過ごせる学生向けホームステイ語学研修
- サッカーキッズ育成「オンライン自主練サービス」の試験運用が開始されています(2013年10月05日)
- 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査~文化庁(2013年10月04日)
- スマートフォンやタブレットを使っていても、やっぱり仕事の相棒は「ノート」
- 日本食文化・川場の食材・自然写真を融合「KAWABA国際自然文化サミット」【10月5日~20日、10月18~20日群馬県川場村】
- シヤチハタより「おりがみ工場」大人向けパッケージ版が発売されています
- 偏差値やイメージに隠れた大学の真の姿を公開したデータ集を刊行(2013年10月03日)
投稿者 kksblog : 2008年03月10日 21:12