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オレンジ、緑、紫のレインボーカリフラワーは普通より栄養価が高い? (2008年03月10日)

インターネット上でニュースを配信しているイギリスの「Daily Mail」によれば、「レインボーカリフラワー」がイギリスの市場で人気を博していることが明らかになりました。

cauliflowers080310.jpg

見た目が派手すぎて少し不思議な雰囲気を醸し出しているレインボーカリフラワーですが、実は体にとても良い作用を持っていることが科学者によって証明されています。

このような派手な色合いが実現した背景には、遺伝子組換えなどの操作をしたわけではなく、何十年もかけて伝統的な品種改良を行ってきたことがあります。そして、アメリカではすでに数年前からこのレインボーカリフラワーが市場に出ていて、食通の間で流行っているそうです。

オレンジのカリフラワーには、普通のカリフラワーより肌の健康に良いとされているビタミンA(ベータカロチン)が25倍も含まれています。また、紫のカリフラワーには、アントシアニンが多量に含まれているため、血液凝固を遅くすることによって心臓病を予防することに高い効果を発揮することもわかりました。

17世紀までのヨーロッパでは、白や黄色、紫のニンジンが普通に食べられていました。しかし、オランダ王室のお祝いのときに、品種改良がほどこされた現在のオレンジのニンジンが登場したのです。これがきっかけで「ニンジン=オレンジ」となったのです。

「レインボーカリフラワー」、見た目にはちょっとドキッとしてしまうほどの派手さですが、意外にも栄養は満点です。食育の一環として、こうした食べ物の歴史を振り返りながら、野菜の色やその働き、栄養素などを子どもと一緒に勉強してみてはいかがでしょう。

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The orange, purple and green cauliflowers that scientists claim could be healthier for you



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投稿者 kksblog : 2008年03月10日 21:12


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