●教育に関する保護者の意識調査掲載 (2008年03月09日)
日本PTA全国協議会は、平成18年11月実施の「教育に関する保護者の意識調査」についての報告をホームページに掲載しました。
最多数の意見をみると、子どもの学力には心配を抱き、小学生では保護者が、中学生では学習塾を利用して学力の向上を図っています。また成績の絶対評価には肯定しつつも「教諭・教師の主観で左右され、客観性が確保できない」と感じているようで、保護者の揺れる親ごころが現れています。
学校とのコミュニケーションでは、学校行事や子どもの様子についての情報に満足し、学力の達成度や改善策・解決すべき課題や問題点の情報には不満を感じています。
また子どもの生きる力として大切なのは基本的な生活習慣で、学校で学ぶのは「信頼しあって、仲良く助け合うこと」、地域で身につけるのは「他人や世の中のために力を尽くすこと」であり、家庭では「ものやお金を大切にすること」だと考えていることが分かりました。
調査内容は下記のとおりです。
(1) 学校教育について
(2) 保護者と学校のコミュニケーションについて
(3) 義務教育の改革について
(4) 家庭教育について
(5) 食生活・食育について
(6) 子どもの体力について
(7) 子供の勤労観・職業観を育てる教育について
(8) 地域での子供の安全・安心について
子供を取り巻く環境が多様化して、保護者の意識調査を画一的に「こうだ」と決め込むことは危険だと思います。しか間違いなくいえることは親は子どもを大事に考えいつくしむ気持ちが根底にあるということです。
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投稿者 kksblog : 2008年03月09日 16:18