●学生気分とさよなら~社会人新人さん、ここに気を付けて! (2008年03月05日)
春は、会社などの組織に新人さんが入ってくる季節ですね。学生気分が抜けきっていない言葉遣いや非常識な行動で、上司や同僚から反感を買うケースも少なくないようです。社会人としての先輩の方たちに、これまで遭遇した『困った新人』を反面教師として挙げてもらっているデータがあります。
by イナガキ ヨリカズ
困った新人さん第1位は、「あいさつがきちんとできない」新人さん。論外の失礼な挨拶は別にしても、「いつまでたっても、こちらのあいさつにうなずくだけ」や「社長クラスにしかあいさつせず、こちらからあいさつしても無視」という回答がありました。
第2位は、「メモを取らず、同じ事を何度も聞く」というものです。しかも「ミスを注意したら“教えてもらっていない”と言う」というものもありました。
第3位は、「敬語が使えない」。「上司・同僚を問わず、最初からタメ口」という回答もあります。「社外の人との電話で社内の人を“さん”付けする」というのは代表的なマナー違反で、「無礼講での本当に無礼な言動」というのもありました。これは、トラブルのもとともなります。
第4位は、「雑用を率先してやろうとしない」で、「上司が掃除をしているのを見て『掃除が好きなんですね』と何もせずに言う」という呆れた回答もありました。
「すぐそばにいるのに、頼み事をする時は必ず社内メール」や「残業させると翌日、会社に母親が怒鳴り込んできた」というケースもあるそうです。
一方、新人さんを迎える側にも「困った上司」がいるケースもあり、最も嫌われるのは、言動に一貫性のないタイプの上司ということです。「言うことや指示がコロコロ変わる」という上司や「強い者には弱く、弱い者には強い」、また「感情的で気分屋」という上司、ほかにも「『○○的な』『みたいなぁ』と女子高生のような指示」という上司もいるそうです。
「特許申請書類に、自分の名前も載せておくように言ってきた」という部下の手柄を持っていくタイプの上司もいるようです。そんな職場にいる部下の人たちの自衛策も必要となってきます。
“日本語が乱れている“ということがいわれることもありますが、大人がどこかおかしくなってしまっているところも、感じずにはいられないことがありますよね。せめて、将来の社会人となる子どもに見られている意識を持って、今どうあるべきか、判断できる大人であり親であり、教師であり社会人であってほしいと思いますね。みなさまお互いにということですが・・・
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投稿者 kksblog : 2008年03月05日 18:39