●ご家族で「交通安全」について話してみませんか? (2008年03月05日)
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)のホームページでは、平成19年度交通安全ファミリー作文コンクールの結果を発表し、受賞者の作品を公表しています。
どの作品も、自分の体験談などを交えながら交通安全に対して真剣に考え、書き上げた素晴らしい物です。
今回で29回目となる交通安全ファミリー作文コンクールは、「我が家の交通安全」をテーマにして各家庭において交通安全に関する話し合いを進め、国民一人一人の交通安全意識の高揚を図り、交通ルールの遵守と正しい交通安全マナーの実践の確保に資することを目的として、各家庭等において交通安全について話し合う「交通安全家族会議」の普及を図るとともに、その良い実践例を募るために行っています。
内閣総理大臣賞、小学生の部で最優秀賞を受賞した青森県青森市立篠田小学校6年の加賀屋君の作文、『「気をつけて」のおまじない』は、1年前の夏に自分自身が交通事故に遭った経験から、生きていることの尊さや健康であることのありがたさ、家族の優しさを学んだという内容でした。病院にばかり通い続けた辛い夏休みを振り返っています。
内閣総理大臣賞、父親・母親、一般の部で最優秀作に選ばれた、宮崎県の柏田さんの作文「がまんできる」では、宴会でウーロン茶を飲んでいた柏田さんの目にとまったスナックのママさんお手製の梅酒、そのビンの中に入っている梅が食べたくて、グッと我慢していたときにママさんから「家で食べなさい」と渡された3コの梅を帰宅後すぐに玄関で食べた思い出の話。飲酒運転は絶対にしないという強い決意が伝わってきました。
飲酒運転により、尊い命が犠牲になってしまう事故が多数発生しています。テレビや新聞などで大きく報道されているにもかかわらず、未だにどこか人ごとなのでしょうか、飲酒運転は減りません。子供達がどんなに交通安全について真剣に取り組んでいても、見本になるはずの大人が変わらなければ悲劇は繰り返されてしまいます。
香川県高松市立浅野小学校2年の別府さんが書いた「車をうんてんする大人の人へ」という作文、ぜひドライバーに読んでもらいたい作品です。ご家族で改めて交通安全について話し合うきっかけになることでしょう。
■関連記事
どうすれば飲酒運転をなくせるのかな??小学生が考えました。
交通事故死亡者数が5744人
自転車の安全利用の推進~警察庁
« 体は大きいのに、体力は低下傾向続く がんばれ今の子どもたち! | トップページへ 学生気分とさよなら~社会人新人さん、ここに気を付けて! »
最新記事一覧
- 汚れが気になる人向け、「MONO」シリーズから黒色消しゴムが新登場(2013年10月08日)
- きれいな文字が書ける『文字力アップノート』発売~ナカバヤシ
- 教室とeラーニングをシームレスに連携させるシステム タブレット版も登場
- ソフトバンクの選手といっしょに練習できる野球教室 参加者募集中!
- 授業改善に役立つパンフレット『授業アイディア例』を作成~国立教育政策研究所(2013年10月07日)
- 『ジェットストリーム』から操作性、高級感を両立した社会人層向けペンが登場
- 教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み
- この秋、東京国立博物館のワークショップで歴史上の「文化」を体験しよう
- クリスマスを外国で過ごせる学生向けホームステイ語学研修
- サッカーキッズ育成「オンライン自主練サービス」の試験運用が開始されています(2013年10月05日)
- 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査~文化庁(2013年10月04日)
- スマートフォンやタブレットを使っていても、やっぱり仕事の相棒は「ノート」
- 日本食文化・川場の食材・自然写真を融合「KAWABA国際自然文化サミット」【10月5日~20日、10月18~20日群馬県川場村】
- シヤチハタより「おりがみ工場」大人向けパッケージ版が発売されています
- 偏差値やイメージに隠れた大学の真の姿を公開したデータ集を刊行(2013年10月03日)
投稿者 kksblog : 2008年03月05日 14:51