●第8回インターネット活用教育実践コンクール 受賞事例決定 (2008年03月04日)
文部科学省、インターネット活用教育実践コンクール実行委員会主催による「第8回インターネット活用教育実践コンクール」の受賞事例が発表されました。
今回の内閣総理大臣賞は、高等学校電子商取引研究協議会による「バーチャル電子商取引」でした。ネットショップ、ネットバンクといったバーチャル物品・金銭の取引を行うことをできるサイト「Bit-School」を開設し、そこへ学校単位で参加することで電子商取引を実践的に学ぶことができるというものです。
この事例を手がけた高等学校電子商取引研究協議会とは、北海道旭川商業高等学校・北海道札幌啓北商業高等学校・北海道札幌大通高等学校・秋田県能代市立能代商業高等学校・愛知県立緑丘商業高等学校・愛知県名古屋市立名古屋商業高等学校・沖縄県立那覇商業高等学校・沖縄県立中部商業高等学校の8校の高等学校です。
ログインページには「管理校からのお知らせ」として、「Bit-School」へ参加するための注意事項が書かれています。実際にネット上に店舗を開設できるのですが、取扱い商品数を3品目までに限る、在庫を持たない、カード利用禁止など、規模や取引の手段などは制限されていますが、リスクを最小限にとどめながらも実践的に商取引の他、起業、商品開発などが学べると言えるでしょう。
「Bit-School」へのログインは、参加している学校の生徒しかできないので、詳しい内容を見ることはできません。ですが、第二次審査のための事例紹介ビデオがインターネット活用教育実践コンクール実行委員会のサイトで3月下旬に公開される予定です。
この他、文部科学大臣賞2件、総務大臣賞1件、経済産業大臣賞1件、朝日新聞社賞1件、インターネット活用教育実践コンクール実行委員会賞4件が受賞事例として選ばれています。表彰式は、3月19日(水)東海大学校友会館において行われます。
今年で8回目のこのコンクール、毎年ユニークな事例が入賞しています。技術の向上やインフラの整備などで、今後さらに広がりが期待できそうですね。
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第8回インターネット活用教育実践コンクール受賞事例決定について
バーチャル電子商取引 Bit School
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投稿者 kksblog : 2008年03月04日 12:48