●平成20年度全国学力・学習状況調査の参加学校数を公表 (2008年03月15日)
文部科学省は、平成20年度全国学力・学習状況調査の参加学校数等の状況を公表しました。
by moochu
本調査は、文部科学省が、全国公私立の小学6年生、中学3年生を対象に教育委員会や学校法人の協力を得て実施しているものです。教科に関する調査として国語、算数・数学の「知識」に関する問題と「活用」に関する問題を出題し、生活習慣や学習環境等に関する質問調査として、児童・生徒に対する調査と学校に対する調査がアンケート形式で行なわれます。
昨年、1964年以来43年ぶりに実施され、調査結果も公表されています。本年度も4月22日に実施されることとなり、平成20年2月現在の参加学校数は、小学校が21,983校、中学校が10,419校です。
国立学校の参加率は100%、公立学校は99%におよびますが、私立学校は53%にとどまっています。本調査の目的は、全国的な義務教育の機会均等と水準向上のためであり、教育指導や学習の改善に役立ことを目的としています。それは国公私立によって変わることではなく、また、参加率が高いほど調査精度はあがりますから、多くの私立学校が参加することも望まれますね。
学力低下が社会問題となり、ゆとり教育の見直しなど教育についての社会注目度が高い時期です。昨年度の調査結果に基づき、教育指導や学習の改善を行なっている自治体、学校も多いはずです。今年度の実施は、昨年度以上に調査意義や結果が問われることになりそうですね。
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投稿者 kksblog : 2008年03月15日 08:13