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「文化芸術の振興に関する基本的な方針の見直しについて」~文化庁 (2008年02月25日)

文化庁の文化審議会文化政策部で、文部科学大臣より諮問のあった「文化芸術の振興に関する基本的な方針の見直しについて」の審議が行われ、「答申」されました。

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by juna gih

その中の「文化芸術の意義について」は、以下のようにされています。

まず、文化芸術は、人間が人間らしく生きるための糧となるものであり、人間相互の連帯感を生み出し、共に生きる社会の基盤を形成するもの。

また、より質の高い経済活動を実現するとともに、科学技術や情報化の進展が人類の真の発展に貢献するよう支えるもの。

さらに、文化の多様性を維持し、世界平和の礎となるもの。

このような文化芸術は、すべての国民が真にゆとりと潤いの実感できる心豊かな生活を実現していく上で不可欠なものであり、国民全体の社会的財産である、ということです。

今後、一層文化芸術を振興することによって、心豊かな国民生活を実現するとともに、活力ある社会を構築して国の魅力を高め、経済力のみならず文化力により世界から評価される国へと発展していくこと目指すことが必要である、としています。

“美しい自然や歴史・伝統に基づく文化芸術は、人々に精神的な豊かさや感動を与えるとともに、人々のコミュニケーションを活発化し、生きる勇気と喜びをもたらす普遍的な力を持っている“ということも書かれています。

また、“地域で文化芸術に触れ、その個性を発揮して創造にかかわることは、個人が元気になるだけでなく、他者への発信や協働を通じて、多くの人々を元気にする力ともなるため、大都市に偏りがちな文化芸術を鑑賞する機会の格差を改善して、人々が全国のどこでも、様々な形の文化芸術に触れ、さらに豊かな文化芸術を創造できるようにすることが必要である“ということも書かれています。

『文化芸術』というと、単に「趣味」として「楽しみ」としてという風に捉えてしまうこともありますが、国際交流に繋がっていったり、子どもたちの心を徐々に豊かにしていったりすることにもなりますよね。

『文化芸術』、変わらず大切にしていきたいものですね。

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投稿者 kksblog : 2008年02月25日 10:33


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