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「学校給食の安全について」文部科学大臣の会見概要 (2008年02月21日)

文部科学省が、平成20年2月15日の大臣会見概要を公表しました。

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by YUKI

記者の質問は、学校給食に関する事、登下校中に児童が巻き込まれる事故に関する事などですが、特に中国製の冷凍餃子が、一部の学校給食に使用されていたことを受けて記者の質問が集中しました。

「学校給食では、価格などから冷凍食品や輸入品に頼らざるを得ない面もありますが、今後は安全・安心の観点から、学校給食や食育をどのように進めていかれるのか、お考えをお聞かせ下さい。」との記者の質問です。

「既に報告しておりますが、今回のことにつきましては、一番最初に発覚した1月30日に食の安全を確保するようにということ、翌日には回収の対象品目が分かりましたので、こういったものについて使わないようにということ、また2月に入りましてからのマッシュルームの件、これらについてとにかく情報が分かり次第、早急に各都道府県に通知し、適正に対処するように指導して参りました。

今、食品安全行政というのは、とにかく一元化、それから情報の迅速な報告、また逆に言いますと情報の集約の徹底といった体制を取っておりますので、このことを遅滞なくやっていくということが第一点です。同時に、学校給食用の食品につきまして、冷凍食品を含む加工食品の衛生管理や関係機関との連携体制の充実、それから、学校給食衛生管理の基準の改正について検討を行う予定にしております。」

大臣は、また「冷凍食品が全ていけないと言い切ることはできないと思います。食育の観点から言われていますのは、今、地産地消と言いますか、地産地消という言い方はよくないという人もいますので、地場産物を使うという言い方もしておりますが、これは地域の食文化なりを理解するという意味で、教育的な意義もあるのですが、全体のコストの問題等もございますから、文部科学省としてはあくまでも推奨するという形です。」と述べられました。

輸入食材の高騰で小麦などの価格が上がり、給食への影響も懸念されますが、地場産物の消費は、子供達と農家の皆さんとを「食」で繋ぐいいきっかけにもなりますし、積極的に進めて頂きたいですね。

保護者として給食の安全・安心はとても気になるところですが、同時に家庭での食事も見直しをされている方が多くなっているようですね。餃子を家で作る人が増えているそうです。学校、家庭で「子供の食」を守っていきましょう。

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平成20年2月15日大臣会見概要



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投稿者 kksblog : 2008年02月21日 12:40


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