●「学校に着いたよ」とメールが届く ケータイで登下校や塾通いの見守り (2008年02月21日)
学校の登下校や塾通い、子どもの安全は気になるけれど、ずっとくっついているのは過保護な気もするし、親にも負担が大きくなります。それでもやっぱり心配ですよね。
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT)は、携帯電話に表示したQRコードを読み取り、学校や塾・各種教室などの生徒の登下校管理が行えるパッケージ「Q-pID Entry(キューピッド エントリー)」を開発し、2008年2月26日(火)より販売を開始します。
「Q-pID Entry」の基本パッケージは、データ表示・管理等を行う基本アプリケーションソフトウェア、USB接続の設置タイプQRコードリーダで構成されており、価格は49,800円です。ただし別途、WindowsXP以上、Microsoft Excel(2003以上)がインストールされているPCが必要です。
登下校管理の流れとしては、最初に子どもの携帯にQRコードが添付されたメールが送信されます。学校に着くと、それぞれがQRコードをコードリーダに読み取らせることで、誰が何時に学校に着いたかが記録されます。そして、保護者宛てに子どもが学校に着いたことがメールで連絡されます。帰りは教室を出る前にコードを読み取らせて下校時間を記録、また保護者にもメールで連絡が入ります。
このデータはExcelで作成された名簿に記録されるので、出欠の記録として後で見る時にも便利です。また登下校管理とメール通知の他、学校や塾・教室からの保護者宛ての一斉連絡を電子メールで配信する機能、生徒別に月毎の出席状況を確認する機能といった、スクールの出退管理に便利な機能をあらかじめ備えています。
Q-piDの利用は、通っている子どもが携帯を持っていることが前提です(印刷したQRコードでも利用は可能)。かなり普及してきたとはいえ、小学生特に学年が低くなるほど携帯電話の所持率は低く、また保護者の中には子どもに携帯を持たせることに抵抗感がある人もいるかもしれません。しかし全員が携帯を持っていれば、携帯電話の正しい使い方について学校できちんと教えたり、保護者に対してもセキュリティやフィルタリングについて啓蒙することができそうです。
持ち運び電話から、とっても便利なツールになった携帯。かしこく使って、家族の安全・安心を守りたいですね。
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投稿者 kksblog : 2008年02月21日 04:33