●“Social・IME”は、Web2.0時代の新しい日本語入力ソフトウェアです (2008年02月01日)
“Social・IME”は、インターネットに繋がった状態で、みんながそれぞれに専門用語や正しい変換結果を覚えさせていくことで、どんどん賢くなっていくソフトウェアです。
“Social・IME”は、未踏ソフトウェア創造事業の支援を受けて開発されているものです。
「未踏ソフトウェア創造事業」というのは、IPA(独立行政法人・情報処理推進機構)が、IT人材の発掘と育成を推進するために、主に個人のプログラマーを対象に開発資金を援助してくれるという事業です。案件の公募は毎年行なわれています。
“Social・IME”は、インストールも簡単です。基本的な使い方としては、パソコン画面の言語バーからSocial・IMEを選択して使っていきます。
なお、うまくいかない場合には、ポートの確認など、FAQを見て確認します。
また、元のIMEに戻したいときには、CTRLとSHIFTを同時に押せばIMEを変更することができます。
“Social・IME”の機能として大きいのは、「予測入力」です。TABキーで予測入力を行なうことができます。
また、単語登録、そして辞書共有ができます。つまり、専門用語や流行語などの変換できない単語を、登録・共有することができます。
インストール後すぐでも、すでにいろいろな単語が登録されているのですが、まだ変換できない単語があれば登録します。
単語の登録には、「単」ボタンを押して単語とよみを入力し、OKを押すという方法で、普段使っているものと同じです。
公共モード・ライフログというものがあって、「公」ボタンが表示されていると、“公共モード”になっています。公共モード時はTwitterと、ふれっくに投稿を行って、ライフログが蓄積されます。
なお、それが「私」ボタンが表示されていると、投稿を行わないことになります。
みんなで使えば使うほど、賢くなっていくというのが魅力ですね。知らない人たちの輪の中でソフトウェアを使いながらそこで役立っていくというのは、現代ならではのものじゃないでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2008年02月01日 01:44