●いつも携帯できる折りたたみヘルメット「タタメット」で震災から身を守ろう (2008年01月31日)
防災用折りたたみヘルメット、「タタメット(R)」が株式会社イエローから発売されました。
左:「タタメット」タイプ 右:「タタメットプレーン」タイプ
タタメットは、普通のヘルメットと違って、折りたためて携帯できるヘルメットという点で日本初の商品ともいえます。また、防災用ヘルメットに不可欠な厚生労働省の労働安全衛生法保護帽規格「飛来・落下物用」の型式検定に合格している商品でもあります。
タタメットの誕生の背景には、「震災時、ふりそそぐ危険物 下敷き一枚で・・・、手に持っている鞄で頭を覆う・・・命を守らなければ そのとき、ヘルメットがあったら・・・ 命を守りたい、助け合う人々の活動をサポートしたい! デザイン力でなんとかならないか」という思いがあったそうです。
「作れば作るほど、壊せば壊すほど、見えてくる安全という山頂」の精神で、ヘルメットの強度を上げるために3年の歳月をかけてタタメットを作り上げました。そして、厚生労働省保護帽の規格「飛来・落下物用」の型式検定にタタメットが合格。これは、工事現場で使用されている一般的なヘルメットと同じ検査に合格したという意味でもあります。
また、タタメットには2つのシリーズがあります。ファンクショナブルステッカー(反射シール)と緊急時取り扱いシールを貼付したスタンダードモデルの「タタメット」と、頭部を守る基本機能はそのままに、ファンクショナブルステッカーやシールをすべて省略することでリーズナブルなコストを実現した「タタメットプレーン」モデルです。
正規Webディーラー「タタメットダイレクト」(オンラインショップ)で2008年1月1日にすでに予約が開始され、商品の発送は2月15日を予定しているとのことです。販売価格はそれぞれ「タタメット」5250円、「タタメットプレーン」4515円です。また、子ども用はまだ発売されていないようですが、今秋発売の予定だとのことです。
震災が起きてから慌てないためにも、今からしっかりと災害に備えておく必要があります。ヘルメットは頭を守ってくれる大事なツールですから、家庭でもひとり一つは用意しておきたいものですね。震災が起こったときに子どもの命を守るためにも、この機会に何を準備しておくべきか確認してみてはいかがでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年01月31日 01:19