●交通事故死をなくす国民運動を開始! 「交通事故死ゼロを目指す日」 (2008年01月29日)
内閣府の交通対策本部では、交通安全対策のひとつとして「交通事故死ゼロを目指す日」の実施を決定しました。
by Genkaku
毎年、国民の100人に一人が交通事故により死傷するという厳しい状況が続いており、また、一昨年から飲酒運転による死亡事故が大きな社会問題となっています。交通事故のない社会を求める国民の声は依然として大きいという現実を反映して「交通事故死ゼロを目指す日」を平成20年2月20日および4月10日に設けることが決まりました。
「交通事故死ゼロを目指す日」が設けられた背景には、記録の残る昭和43年以降、毎日、交通死亡事故が発生しているという現実があります。このような中で、昨年末に、「生活安心プロジェクト」で、交通安全に対する国民の意識を高めるために交通事故死を減らす国民運動を展開する必要があることが明らかになりました。
そのため、平成20年に「交通事故死ゼロを目指す日」を設け、交通安全に対する国民の更なる意識の向上を図り、国民一人ひとりが、交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故に注意して行動することによって、交通事故の発生を抑止し、もって、近年の交通事故死傷者数の減少傾向を確実なものとすることを目指していくとのことです。
具体的な実施内容としては、国および地方公共団体は、広く国民に対し、関係機関、団体と連携し、さまざまな機会を活用して、「交通事故死ゼロを目指す日」の趣旨およびその設定について周知を図り、「交通事故死ゼロを目指す日」には、交通事故死が発生しないよう適切な行動を促します。
また、国および地方公共団体は、広く国民に対して、上記と併せて、近年の交通事故実態や交通事故の特徴、国民一人ひとりが実践すべき交通マナーなどについて広報を行うことします。そして、各種メディアに対し、「交通事故死ゼロを目指す日」の趣旨およびその設定について、交通事故実態などの関連情報をふくめ情報提供を積極的に行うこととしています。
子どもが安全に遊べる環境をつくっていくためにも、交通事故死をなくしていく国民運動は非常に有効であると考えられます。家庭でもこの機会に交通マナーなどを子どもにもう一度しっかり伝えてみてはいかがでしょうか?
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投稿者 kksblog : 2008年01月29日 19:08