●えっ違うの?! 普段何気なく使っている言葉に多い読み間違い (2008年01月25日)
これまで「和製英語だと知らなかった言葉」「使い方を間違いやすい言葉」などのランキングを紹介してきた、gooの「学びランキング」。今回は「実は…間違えて音読していたコトバランキング」です。
掲載されている30位の中から、トップ5を紹介します。みなさんどう読んでいますか?
1位「依存心」・2位「間髪をいれず」・3位「徒となる」・4位「野に下る」・5位「幕間」
答は「いそんしん」・「かんはつをいれず」・「あだとなる」・「やにくだる」・「まくあい」でした。楽勝!と思っていたあなた、結果はどうでしたか?
「依存心」を「いぞんしん」、「間髪」を「かんぱつ」と読んだ人が多いのではないでしょうか。「依存」を「いぞん」と読む場合もあるようですが、本当に正しい読み方は濁点が入らないのだそうです。「間髪」はもともと「間、髪を容れず」であり、「髪一筋もはいる隙がない」ことから来ています。ですから「いれず」を「入れず」とするのも誤り、「間髪いれる」というように肯定形で使うのも誤りです。
これ以外には、「重複(ちょうふく)」「凡例(はんれい)」「月極(つきぎめ)」のように、使われている漢字の読みが、よく使われているものでない言葉、「市井(しせい)」「祝詞(のりと)」のように、特別な読み方をするものが見られました。
24位には「茨城」がランクインしています。これには茨城県在住または出身の人はムッとしてしまうかもしれませんね。正解は「いばらき」。最後の「き」は濁らないのです。慣れなのか、読みやすさなのか、ついつい「いばらぎ」と言ってしまいがちですが、正しい読みを覚えておくと、茨城の人に一目置かれることもあるかもしれません。
ランキングに入っている言葉の中には、パソコンで間違えた読みを入力しても、すんなり変換してくれるものもあります。それだけその読み方が浸透しているとも言えますが、やはり間違いは間違い。子どもが学校で正しい読みを教わってきたのに、わざわざ間違った読み方を教え直してしまわないよう、この機会にしっかりと正しい読みを勉強しておいてはいかがでしょう。
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投稿者 kksblog : 2008年01月25日 08:15