●「学校の危機管理マニュアル」改訂版を配布 (2008年01月22日)
学校は安全でしょうか?先生達の危機管理対策は出来ていますか?今はとても怖い世の中になってしまいましたね。文部科学省は「学校の危機管理マニュアル~子供を犯罪から守るために~」の改訂版を作成しました。
by Duchamp
いくつかの項目を追加し、文部科学省のホームページにも1月末に掲載予定です。
「学校への不審者侵入時の危機管理マニュアル」は、文部科学省が、各学校のマニュアル作成の参考となるよう平成14年12月に全国の教育委員会や学校に配布していましたが、いくつかの項目を追加し、配布の範囲も、幼稚園から高等学校まで、全ての学校及び関係機関(教育委員会、警察署等)に送付することとしています。
改訂のポイントとしては、各学校が、地域の実情に応じた危機管理マニュアルを作成する際の参考となるよう「学校独自の危機管理マニュアルの作成について」を追加し、地域のボランティア等との連携の観点から、記述内容を充実しています。
登下校時における緊急事態発生時の対応例(フローチャート)を追加し、より具体的なマニュアルを作成しています。その他、心肺蘇生の充実などの内容を整理し、掲載されるようです。
子供の安全を学校だけで守ってもらえると思わず、子供自身にも危険な目に遭わないよう、日頃からよく話しておかなければなりませんね。防犯ブザーの携帯や正しい使い方、登下校時の注意点などは家庭でも考えられる危機管理です。
地域のボランティアの方々が登下校時に旗を持って立っていてくれる姿、犬の散歩やウォーキングの時間を登下校に合わせてくれる人々、日々の業務とともに子供の安全を第一に考えている先生達に守られて、子供達はいつも安全でいて欲しいと願います。
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事件・事故からこどもを守る―危機管理の手引き
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投稿者 kksblog : 2008年01月22日 12:24