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ノロウイルスがマウスを通して集団感染 手洗い・うがいで予防をしよう (2008年01月21日)

アメリカの小学校でノロウイルスの集団感染を起こしていたことが、米国疾病対策予防センター(CDC)によって明らかにされました。

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by forwardcom

集団感染を起こしたのは、27人の生徒と2人の教職員で、吐気や下痢、嘔吐などの症状が48時間以下続きました。まず、これらの症状の継続期間が48時間以下だったことからも、何らかのウイルス感染がすぐに疑われ、調査が開始されました。

米国疾病対策予防センターが調査をしたところ、ある教室のコンピューターのマウスやキーボードなどからノロウイルスが発見されました。また、発症した2名の便からもノロウイルスが見つかったとのことです。

米国疾病対策予防センターは、この対策としてコンピューターや共有施設の表面の洗浄、そして発症した生徒や教職員については便にウイルスが含まれている可能性もあるので、症状がなくなってから最低72時間は出席停止することを挙げています。

ノロウイルスは、日本でもときどき集団感染を起こして世間をにぎわせていますが、いったいどのような病原体なのでしょう?ノロウイルスとは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種であり、カキなどの貝類を食べることによって食中毒になったり、嘔吐物や便に含まれるウイルスが手や手で触れたものを介して口に入ると感染します。

ノロウイルスに感染すると、嘔吐と下痢になることが多いですが、症状には個人差があって嘔吐のみや下痢のみの場合や、嘔吐の後に下痢が見られることもあります。37~38℃の熱を出すこともあります。このような症状が出た場合は、嘔吐や下痢、発熱などで脱水症状にならないように水分補給を十分に行う必要があります。

ウイルスにかからないよう予防をするためには、手洗いやうがいを忘れずにおこない、身の回りの清潔を保つようにします。とくに、排便後や調理前は石鹸と水での手洗いが大切です。また、タオルの共有を避けることも重要です。ウイルスは熱を加えると死滅するので、ウイルス感染が考えられる食品にはよく中まで熱を通しましょう。(85度以上、1分間以上を推奨)

ノロウイルスをはじめとする感染性胃腸炎は、毎年秋から冬にかけて大流行するといわれています。受験生にとっても大切なこの季節、手洗い・うがいでしっかりウイルス退治をおこない、家庭で調理をするときは、熱を中まで通して感染経路をふさぐようにしましょう。「うちは大丈夫」と油断せずに、一人ひとりが十分注意してこの冬を乗り切りましょう。

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Norovirus Outbreak in an Elementary School



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投稿者 kksblog : 2008年01月21日 19:58


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