●資源エネルギー庁“新エネルギー教室テキスト~みんなで新エネルギー“発行 (2008年01月11日)
資源エネルギー庁の発行する“新エネルギー教室テキスト~みんなで新エネルギー“は、現代において資源について考えた時に問題となっていることについて、詳しく書かれた内容となっています。
by Swat Ka So
具体的には「地球温暖化」と「エネルギー問題」についてです。
まず、「地球温暖化」について。
二酸化炭素の役割として“太陽光線で温まった地球が放出する赤外線を、二酸化炭素が吸収して熱をを逃がさないようにしている“という説明や、地球温暖化が進むにつれ、地球の平均気温が上がることによって、氷河や極地の氷が溶けて海に大量に流れ込んだり、熱によって海水そのものが膨張したりして、海面が上昇するといわれる「海面上昇」、「異常気象」についての話も記載されています。
「エネルギー問題」について。
日本では、石油・石炭・天然ガスなど化石燃料は、便利で豊冨に得られるエネルギー資源ですが、その石油や天然ガスは国内ではほとんど採れないため、ほとんどのエネルギーを海外からの輸入に頼っており、自給率としてはたった4%だそうです。現在、石油を輸入している中東地域では戦争がたびたびおこっており、そのために今後、輸入が途絶えたり、値段が上がるかも知れないという不安があります。
それにも関わらず、私たちが使うエネルギーの量は増え続けているという問題があります。
「地球温暖化」と「エネルギー問題」の両方の対策に有効な新エネルギーについて、どういったものがあるかについても記載されています。
自然エネルギーの中では水力発電や“火山国日本ならでは”地熱発電など。ほかには、光合成で植物に蓄えられた有機物をエネルギー源として利用、さまざまな燃料に変えて利用する「バイオマス・エネルギー」、廃棄物を利用したエネルギー、『クリーンエネルギー自動車』などの従来型エネルギーの新しい利用のし方など、開発中の内容について、詳しくわかるようになっています。
地球温暖化は、意識の上にあって問題を感じても、なかなかそれを即実行に移せないという人、多いのではないでしょうか。今一度、自分のこととしてじっくりと問題視する必要があるでしょうね。
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投稿者 kksblog : 2008年01月11日 01:12