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尊い命を守るAEDの設置状況・調査結果公表 (2008年01月30日)

「行ってきます!」と元気に家を出て学校へ向かい、「ただいま!」とちょっと疲れ気味に帰ってくる毎日。
こんな日常がずっと続くことがなによりですが、登下校時、就学時間中や放課後にも、子供が巻き込まれる事故や事件が残念ながら起こっています。

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by 田村 祐輔

文部科学省は、学校の安全管理の状況について、「学校の安全管理の取組状況に関する調査」及び「学校における自動体外式除細動器(AED)の設置状況調査」をとりまとめ、公表しました。

調査の対象は、国公私立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び幼稚園で、平成19年3月末時点の対応状況です。

登下校時の安全管理については、「通学路の安全点検の実施」「地域のボランティアによる学校内外の巡回・警備 」が90%以上取り組んでおり、地域の人々との連携によって子供達を守っている学校がとても多い事がわかります。

「防犯監視システムの整備」については、65.9%、 「通報システムの整備」は87.4%の学校で行われています。不審者の侵入を妨げるオートロック式玄関ドアの設置や、ビデオカメラ等の対策が進められているようです。

「学校における自動体外式除細動器(AED)の設置状況調査」は、国公私立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校及び幼稚園の平成18年度の設置状況及び平成19年度中の設置予定の状況を調査しましたが、平成18年度にAEDを設置している学校の割合は、小学校が18.1パーセント、 中学校で38.3パーセント、 高等学校では67.8パーセント という結果となりました。

19年度に設置予定の学校も、それぞれ17%以上あり、今までは、空港やホテルなどで設置されていたAEDが、学校でも重要視されていることがうかがえます。部活動中の事故などでAEDによって一命をとりとめたケースも過去に何例かあり、卒業生達が学校に寄贈したという話も聞いたことがあります。

学校へ行ったあと、帰ってくるまでは心配がつきないものですが、安全で安心な学校生活を送っていけるような取り組みも徐々に進められているようですね。

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「学校の安全管理の取組状況に関する調査」及び「学校における自動体外式除細動器(AED)の設置状況調査」について



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投稿者 kksblog : 2008年01月30日 13:51


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