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子どもを個室に引きこもらせないコツ  (2007年12月24日)

快適な住まいや暮らし方情報を提供する「おうち*くらぶ」より、子どもとのコミュニケーションと住まいに関するアンケート集計結果が発表されました。

リビング.bmp

子どもを部屋にこもらせない工夫が必要と考えているのは全体で80%に及ぶものの、実際に実践しているのが23%にとどまり、意識と実線のギャップが現れています。

個室をあまりに楽しく快適なスペースに仕上げてしまうと、リビングなどの共用スペースに出てこなくなり、こもりがちになってしまいます。

こもらせない工夫とは、子どもにとって好きなもの、例えばテレビ、ゲームやパソコンなどはリビングルームに集中させるのがコツのようです。家族そろっての食事も工夫のひとつとしてありました。中には、「狭い部屋にする」や「エアコンを設置しない」という意見もありました。

また子ども部屋の設置場所については、リビングの近くというのが一番多く解答されました。次いで、日当たりの良い南側、主寝室の近くとなっています。

リビングの近くなら、個室にいる子どもにもリビングにいる家族にも、お互いの声や気配を感じることができることから、コミュニケーションにつながると考えているようです。また南側に面した部屋というのは、明るく健康的な部屋で過ごして欲しいという親の思いが出ていました。

親や家族がうとましく、自分の世界に入り込みたがる小学校高学年の頃、個室を持つケースが多いようです。その時にあまり快適にしすぎないことが、個室に孤立させないということにつながるようです。

家族が一番小さな集団です。その中でうまくコミュニケーションをとることが、社会性を身につける第一歩なのではないでしょうか?

■関連記事
●【教育ニュース】家族とふれあう工夫をしている人が多数 「家族のつながりに関する調査」 (2007年08月27日)

●「子どもを個室にこもらせない工夫」は?




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投稿者 kksblog : 2007年12月24日 01:03


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