●科学文部大臣「偽」にあらず!対応の姿勢で「真」を表現 文部科学大臣会見 (2007年12月17日)
12月7日の文部科学大臣記者会見では、「学校現場の負担軽減プロジェクトチーム」中間とりまとめについて発表したほか、記者からの多様な質問に真摯に応対されていました。
学校現場事務量軽減の改革については、現在定例的に行っている調査では、調査項目の精査を実施。また省内に「学校現場の負担軽減連絡協議会」を設置し、学校現場と連携を深めながら事務の軽減を図りたいと述べました。
年度内にしっかりと計画をし、平成20年度実施をめざし動き始めているとも話しました。
また高校の歴史教科書検定に関する問題で、教科書各社に指針が伝えられたことについての質問がありました。これについて現在では回答ができる段階ではなく、教科用図書検定調査審議会での審査が終了した時点で、透明に説明しますと述べられました。
審議終了の時期については、来春の教科書配布に間に合うよう、検定審議会に申し入れているということです。
そのほかに、伊藤誠元名古屋市立大学病院教授の収賄容疑についてや、人口多能性幹細胞(ips細胞)の研究者山中教授についてなど、質問が多様に及んだにもかかわらず、丁寧に回答する姿勢は安心できます。
今年の世相を現す漢字が「偽」でした。渡海文部大臣はご自分の姿勢で「真」を表していると感じました。
■関連記事
●【教育ニュース】学校現場の負担軽減プロジェクトチーム始動 文部科学省大臣会見 (2007年11月25日)
●【教育ニュース】「沖縄戦」教科書記述訂正申請を受けて 文部科学大臣会見 (2007年11月12日)
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投稿者 kksblog : 2007年12月17日 20:33