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夫婦の会話には「子供の将来」全国の既婚夫婦にアンケート (2007年12月12日)

明治安田生活福祉研究所では、今年3月、全国の30・40歳代の既婚男女を対象に日常生活、貯蓄、住まい、親との関係、子育て・教育、老後生活などに関する実態や考え方に関するアンケート調査を実施し、結果をまとめ、公表しました。

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by bayat

調査は、性別や年齢層、子供の有無、本人や配偶者の職業による特徴を把握するため、属性ごとに調査対象を確保し行われました。

貯蓄に関するアンケートで、「貯蓄の目的」として、子供のいる層が回答したもっとも多い答えは「教育資金」で、教育費が生活設計の大部分を占めていることを物語っているとしています。

妻が働いているケースの「妻の収入の使い道」は、子供がいない場合は、妻の小遣いや教養費になるようですが、子供のいる場合は、やはり子供への教育費に使われることが多いようです。

「夫婦の話題」に関する調査では、子供のいる夫婦は「子供の将来について語り合っている」が8割を超え、老後や長期の旅行計画に関する話題は、子供のいない夫婦に多いことがわかりました。どんな話題にしても、夫婦でたくさんの希望を持って会話する時間は楽しいものです。

年収別に「子供はどこまで進学させたいか」調べた結果、収入の高い世帯ほど、大学や大学院を希望し、収入の低い世帯には「子供の自由」と答える人が多かった事がわかりました。親が望む道に進んでくれない子・夢を持って羽ばたいていく子供もいますが、親としては高い学歴を望んでしまいます。

この調査は、子供のいる・いない夫婦によって回答内容がかなり違います。子供がいれば、やはり生活設計・形態は子供中心になってしまいます。夫婦には様々な形があり、違って当然です。いずれにしても夫婦が力を合わせて、いつまでも仲良く楽しく暮らせる事が一番だと思います。

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投稿者 kksblog : 2007年12月12日 12:44


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