●インターネットを子どもたちがもっと安心して使えるように 富士通からの提案 (2007年12月11日)
富士通株式会社から、「富士通 キッズコンテンツ作成ハンドブック」が策定されました。
「基本編」のハンドブック
「富士通 キッズコンテンツ作成ハンドブック」とは、子ども向けサイト「富士通キッズ:夢をかたちに」の開設で得たユニバーサルデザインのノウハウをまとめたものです。ハンドブックは、「基本編」と「ペルソナマーケティング編」の2冊から構成されていて、ダウンロードして閲覧することが可能です。
「基本編」では、子ども向けウェブコンテンツ制作のポイントを、ユニバーサルデザイン中心にまとめてあり、文章表現や操作性など、子どもの特性を踏まえたコンテンツ制作のノウハウを紹介しています。
「ペルソナマーケティング編」は、基本編付属の参考資料です。子ども向けウェブコンテンツのターゲットである「小学生」、「先生」、「保護者」の生活やインターネットの利用シーンを調査し、ペルソナの形でまとめてあります。
「子ども達の教育は社会総がかりで」といわれる昨今、企業の社会的責任の観点から、企業の持てる資産を子どもたちへ還元する、子ども向けウェブコンテンツの存在がますます重要になってきています。
その背景には、学校や家庭へのインターネット普及により、子どもたちがパソコンを利用する機会が増えた事や、小学校の「調べ学習」で実際にインターネットが多く使用されている点があげられます。
このような状況の下、子どもたちへ良質なウェブコンテンツを提供するために、これから新たに子ども向けウェブコンテンツへ取り組まれる企業などに本ハンドブックを活用してもらいたいと富士通は語っています。
パソコンやインターネットが普及していく中で、子どもたちがパソコンの前に一人で座る時間も増えました。しかし、子どもたちが安全に使えるウェブコンテンツはまだまだ少ないといえます。このようなユニバーサルデザインを多くの企業が活用すれば、安心して子どもたちもインターネットを楽しめる環境に一歩前進しそうですね。
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投稿者 kksblog : 2007年12月11日 20:09