●子どもたちを守る防犯ブザーの性能基準を発表 警察庁より (2007年12月10日)
警察丁の生活安全企画課は、防犯ブザーの性能基準の内容を発表しました。
by bjearwicke
子どもを犯罪被害から守るための取り組みとして、警察庁では、文部科学省および経済産業省とともに、(社)全国防犯協会連合会、(社)日本PTA全国協議会および(財)電池工業会の協力を得て策定した性能基準(注)に適合する防犯ブザーの普及促進を行っています。
最近では、子どもへの防犯ブザーの配布などの取り組みも進められていて、子どもに防犯ブザーを携帯させている家庭も増えてきています。しかし、同時にこのような取り組みの実効性を確保して、子どもを犯罪被害から守るためには、周囲の大人が防犯ブザーの音に気付いてあげることが重要です。
性能基準では、防犯ブザーの音色についても一定の基準を定めているところであり、これに適合する防犯ブザーのサンプル音はこちらから聞くことが可能です。防犯ブザーの性能基準の主な内容は、高い周波数と低い周波数を繰り返す変動周期をもっていて、音量は85dB以上と決まっています。
また、連続して吹鳴させた場合に、表示音量の90%以上の音量が20分間以上保てることや、引き紐あるいは押しボタン等の操作は児童が容易に操作できることが基準条件となっています。
せっかくの防犯ブザーも、周りに聞こえなければ意味がありません。家庭で防犯ブザーを購入するときは、この性能基準に適合するかどうかを確かめてから子どもたちに持たせることが重要ですね。
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投稿者 kksblog : 2007年12月10日 20:19