KKSブログ: いじめ取組み事例集を刊行（埼玉県）

今年度、「いじめ緊急対策事業」を立ち上げ積極的にいじめの問題に取り組んでいる埼玉県。

各学校がより多様ないじめの事例に対応できるよう、１１月には県内の学校や市町村教育委員会の協力のもと効果的・特徴的な６８の取り組みをまとめた「いじめ問題の取組事例集」を作成、県内の小・中・高・特支に配布しました（さいたま市を除く）。

校種別に見ると、小：３２、中：３２、高：２、教育委員会：２の計６８事例が掲載されています。

これまで埼玉県では、

【教員向け】
いじめの発見や対応、予防策等をまとめた「いじめ対応ハンドブック」（１０月配布）

【子ども向け】気軽に電話相談ができるように、相談先の電話番号を記した「いじめストップカード」（９月配布）

【保護者向け】
家庭でのいじめ発見や対応力の向上を図る「家庭用いじめ発見チェックシート」（１０月配布）

をそれぞれ作成、配布しています。

いじめに関する問題は、学校だけでは対処しきれなくなっているのが現状です。教員・子ども・家庭に必要な情報が偏りなく伝わることが求められています。また具体的な指導の場である学校においては、実際に行われている効果的な取組事例は大きな助けとなることでしょう。こうした取組みが全国に広がると良いですね。

教育家庭新聞社
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