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情報教育実態調査 福島県教育センター (2007年12月09日)

福島県教育センターは、平成19年度『福島県の情報教育の実態等に関する調査』結果報告を発表しました。
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この調査は、福島県の公立小学校、中学校、高等学校、養護学校を対象に実施し、100%の回答を得たものです。情報機器を活用した学習指導の推進と、教育センターの講座内容の充実・ 改善・情報教育研究の充実のために実施されました。

ほぼ100%の学校が、教務にコンピューターを活用していて、小学校での授業では「社会」「総合的な学習の時間」が多く、中学では「総合的な学習の時間」のほか「技術」で利用していることが多いと結果が出ました。

活用の方法として、教師がプレゼンテーションに利用する、生徒が調べ学習に利用するなどのほか、調べたことをまとめるという段階での利用が増えてきており、コンピューターをうまく利用してきている様子がうかがわれます。

100%の学校が、学校WEBを開設していて、保護者や地域の方々、卒業生とのコミュニケーションに役立つなどメリットもあるようです。しかし、HPの更新には詳しい職員が作業に当たるケースが多く、一部の職員の負担となったり、詳しい職員がなく更新がままならないこともあるようです。

学校でコンピューターを利用するほか、家庭でコンピューターが設備されることが多くなり、たくさんの情報をやり取りする機会が増えています。モラル教育や情報管理の大切さも学ばなければなりません。

具体的には、プライバシーの侵害・個人情報保護・肖像権・著作権などのほか、セキュリティー対策についても指導の中に取り入れられていて、「プライバシー・個人情報」や「コミュニケーションルール」については80%以上の学校が取り組んでいます。

また教師に対しても個人情報の保護について積極的に取り組んでいて、校外への持ち出し禁止(8割程度)や、持ち出す場合の管理職への許可(6割強)など、ルールの取り決めをされています。

今やコンピューターは生活に欠かせないものとなりました。上手に使えばとても便利なものです。うまくつきあえるだけのスキルを身につけたいものです。


「福島県の情報教育の実態等に関する調査」の結果を掲載しました(pdf:1.37M)(2007年12月3日)



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投稿者 kksblog : 2007年12月09日 18:32


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