●子育てに優しい社会づくりに向けて (2007年12月06日)
社団法人日本経済団体連合会は、子育てに優しい社会づくりに向けて~地域の多様なニーズを踏まえた子育て環境整備に関する提言~を公表しました。
by Mandie
今年3月に「少子化問題への総合的な対応を求める」 提言 を取りまとめ、企業はワーク・ライフ・バランス推進に取り組み、保育サービス等の社会インフラ整備は国・地方自治体が基本的に担うという役割分担を明確にしながら、互いに連携して取り組むことの必要性を訴えました。
経団連が提言する「子育て環境整備に関する企業の取組み」について、『事業所内保育施設・地域貢献型の保育施設の設置・運営』や『仕事と子育ての両立支援と男性の育児参加の推進』を挙げています。育児は女性だけのものではなく、男性の育児参加を企業も後押ししてくれています。
「大都市圏では保育所待機児童問題として、低年齢児向けの保育サービスの絶対量が不足しており、先進的な地方自治体の取組みを踏まえ、企業の協力、地域貢献を得ながら、早急に対応すべきである」としており、預け先がなくて就業できない人が多くいることも伺えます。
「子育てに優しい社会づくりに向けて、社会インフラの整備や企業における多様な働き方の推進とともに、社会全体で子育てを暖かく見守り、支えていく雰囲気を醸成していくことも必要である。そのためには、男性の育児参加をはじめ、家族・地域のきずなをより深める方向で、国民一人ひとりの働き方や生き方に対する意識を改革していくことが求められる。こうした意識醸成に国全体が国民運動として取り組むことが極めて重要であり、経済界・企業はその趣旨に賛同し、協力していく所存である」とまとめています。
働きながらの育児には、今後、ファミリーサポートセンターや地域の取り組みも期待されています。ゆとりのある環境の中で、子供達が伸び伸びと成長し、親としても安心して子供を預けながら仕事が出来るよう企業だけでなく、国の支援も必要になってきています。
■関連記事
「豊かな生活の実現に向けた経済政策のあり方」日本経団連の提言
働く女性が求める育児サポートとは?
子育てに優しい社会づくりに向けて~地域の多様なニーズを踏まえた子育て環境整備に関する提言~
財政改革で安心できる暮らしを-子どもたちに未来を約束できますか-
« これでホームランが打てるかな? 手塚一志氏共同開発の練習用バット | トップページへ NIEコンクール実施、5部門で作品を募集【茨城県】 »
最新記事一覧
- 日本人の大人読解力・数的能力は1位 IT活用はOECD平均並み(2013年10月08日)
- 日本人の大人読解力・数的能力は1位 IT活用はOECD平均並み
- 汚れが気になる人向け、「MONO」シリーズから黒色消しゴムが新登場
- きれいな文字が書ける『文字力アップノート』発売~ナカバヤシ
- 教室とeラーニングをシームレスに連携させるシステム タブレット版も登場
- ソフトバンクの選手といっしょに練習できる野球教室 参加者募集中!
- 授業改善に役立つパンフレット『授業アイディア例』を作成~国立教育政策研究所(2013年10月07日)
- 『ジェットストリーム』から操作性、高級感を両立した社会人層向けペンが登場
- 教育用ICT機器は市場拡大の一途、タブレット端末が牽引する見込み
- この秋、東京国立博物館のワークショップで歴史上の「文化」を体験しよう
- クリスマスを外国で過ごせる学生向けホームステイ語学研修
- サッカーキッズ育成「オンライン自主練サービス」の試験運用が開始されています(2013年10月05日)
- 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査~文化庁(2013年10月04日)
- スマートフォンやタブレットを使っていても、やっぱり仕事の相棒は「ノート」
- 日本食文化・川場の食材・自然写真を融合「KAWABA国際自然文化サミット」【10月5日~20日、10月18~20日群馬県川場村】
投稿者 kksblog : 2007年12月06日 14:29