●あなたの「家事力」は何点でしょうか? (2007年12月03日)
今や、夫婦の共働きは当然のこととなっており、料理が得意な旦那様も多いと耳にすることも多いですよね。 読者の皆様も共働きの方々が多いのではないでしょうか?
そんななか、家事検定実行委員会は、来年3月16日(日)に「第1回家事検定」を開催します(主催㈱主婦と生活社) 。同検定では、「料理」「掃除」「洗濯」「家計管理」「収納」「マナー」「暮らしの手入れ」の7つのカテゴリーが設定され、 家事の総合的な知識が測定・評価されるのです。
その開催に先立ち、同実行委員会は東京・大阪在住の20~60代の既婚男女520人に対して、現代人の家事力調査を実施しました。
【既婚男性の家事従事状況/20代男性は25項目中16項目で平均を上回る】
家事を25項目にわけ、日常の従事率を調べたところ、男女差がはっきりと出ており、女性は9項目で90%以上という回答ですが、男性は
「ゴミだし」がトップで54・2%となっています。
その他「風呂掃除」「買い物」の項目でも50%を超えています。特に20代男性は、
対象25項目中16項目で全男性平均を上回る結果となっており、若い世代での家事分担が進んでいるようです。
その家事の従事している時間を見てみましょう。1日あたりの家事従事時間の全体平均は147・2分でしたが、男女を比較すると女性は229・
4分、男性47・8分という結果がでており、女性のほうが圧倒的に家事に関わる時間が長く、男性の約4・
8倍もの時間を費やしているそうです。
また、男性の78・5%の人が家事をする際は「妻と一緒にやる」と回答しており、一方の女性は49・4%が家事を一人でやると答えています。
【日本の家事が危機!?家事力は男性にも求められる時代に!/約60%「日本人の家事能力低下」
】
家事能力に関しての問いに関しては、全体の58・1%が「日本人の家事能力は落ちている
(やや思う+ややそう思う」と回答しています。
その理由には「夫婦共働きなので家事に充てる時間が限られている」「料理をしなくても、お惣菜を買える」「家電製品の発達」
などの回答があげられました。
家庭における家事の位置づけが変わる一方、男女の役割についても変化がみられており「男の子にも家事ができる人に育って欲しいか」
という質問に対しては、全体の86・9%が「そう思う」「ややそう思う」と回答しており、最も若い20代においては、「そう思う」
が過半数を超えています(56・7%)。
【既婚男女の家事力は何点?/パートナーへの評価男性は73・9点】
自分とパートナーの家事力について点数をつけてもらったところ、男性は自分の家事力を平均38・9点、女性は平均58・
9点と採点しています。
一方、パートナーの家事力に関しては、男性は73・9点、女性は44・6点とつけており、 全体的にパートナー評価が上回っていることがわかりましたが、50代女性はパートナーへの評価が最も厳しく、平均35・ 7点をつけていました。これまで仕事仕事で家事をしていなかった50代男性の方は心当たりがあるかもしれませんね。
【家事力が高いと思う著名人は?/男性は薬丸裕英さん、女性は松居一代さん】
家事力の高そうな著名人を男女別にランキングにしたところ、男性は薬丸裕英さん、女性は松居一代さんが圧倒的な支持を得ており、
そのほかも生活情報番組などに出演している著名人が多く、テレビの影響が高いことが伺えます。
男性:2位グッチ裕三さん、3位タモリさん、4位假屋崎省吾さん、5位所ジョージさん
女性:2位岡江久美子さん、3位上沼恵美子さん、4位榊原郁恵さん、5位市原悦子さん
ライフスタイルの変化や家電製品の発達により、家事の負担は軽減されています。一方で家事をほかの言葉、漢字一文字に例えると、 女性は「忍」「忙」と表す人も見られ、まだまだ家事を負担と感じている人がいるのも事実のようですね。
男性が家事を他の漢字一文字にした場合の上位は「謝」「愛」となっているようですので、 もう少し手伝う気持ちが必要なのかもしれません。男女共に手伝ってくれると嬉しい家事は「買い物」となっていますので、 コミュニケーション不足の解消として早速、週末家族で「買い物」に行ってみてはいかがでしょうか。
●家事検定は3月16日に開催され、 1日3回の試験時間があります。ペアでの割引もありますので、まずは「家事」の知識から学んでみては?
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投稿者 kksblog : 2007年12月03日 18:11
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