● 「すべての子どもたちのひとみが輝き、こころが通う」生徒指導資料を公表 (2007年11月30日)
北海道教育委員会では、 「すべての子どもたちのひとみが輝き、こころが通う」~いじめのない学級・学校を目指して~と題した生徒指導資料を公表し、HP上に掲載しました。
by Stewart Leiwakabessy
いじめを未然に防止することや早期に発見すること、いじめに苦しんでいる子どもたちの心の叫びに応え迅速に解決を図ることなどを目的とし、平成18年12月に北海道教育委員会が独自に実施した「いじめに関する実態等調査」の結果などを踏まえて作成したものです。
「いじめの訴えへの対応」には、『子どもたちや保護者に「いじめは絶対に許さない」という姿勢を示しましょう。また、子どもたちには定期的に「いじめを受けているという訴えに対し、先生は、徹底して守り通す」という言葉を直接伝えるなどして、毅然とした教師の態度を示すことが大切です。』としています。先生に守られているという安心感が、いじめを受けている子どもには絶対的に必要です。
子どもの主体的な活動を進めるためには、『「いじめを許さない」「一人一人を大切する」ことなどを子どもに十分伝え、子どもにとって学校が楽しく生き生きと活動できる場となるよう努めるとともに、特別活動や道徳の時間等を通して、子ども自身がいじめについて積極的に考えたり、行動したりすることができるように指導する必要があります。』とし、小学校の低学年から、弱いものをいじめることは人間として絶対に許されないとの強い意識をもたせる指導を行うことが必要とまとめています。
また「いじめの根絶に向けた校内体制のチェックポイント」を作成し、校内体制について具体的に点検すべき項目を参考例として示したものも掲載しています。
『いじめは人の心や体を傷つけ、苦しめる行為であり、やってはいけないという規範意識を培うことが大切である。』と記していますが、これは学校だけでなく、家庭でも大切な話し合いのテーマになりますね。
命の尊さ、人の心の痛みを分かり合える子供達を、私達大人の手で育てていきたいものです。それには大人も当然ながら学ばなければなりませんね。
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いじめへの的確な対応は学校と家庭両方で
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投稿者 kksblog : 2007年11月30日 13:18