●サン・ブイキューブ・キヤノンMJが、教育機関向けe-Learningソリューションで協業 (2007年11月23日)
特別なIT技術を持たない教職員の方でも簡単に構築できるe-Learningソリューションが提供されることになりました。
>by Ladyheart
e-Learningというのは、パソコンやコンピュータネットワークなどを利用して教育を行なうことをいいます。教室で学習を行なう場合と比べ、遠隔地にも教育を提供でき、コンピュータならではの教材も利用できるのが特徴です。現在、e-Learningは企業の社内研修で用いられたりしています。
現在、教育機関ではインターネットを活用した遠隔教育e-Learningの導入が進んでおり、少子化によっての大学間の競争の激しさの中、時間や場所に制約されないインターネット教育を活用することで学生に対する教育を充実させ、他大学との差別化を図る教育機関が増えてきているそうです。
従来のe-Learningシステムでは、専用の端末や教材を作成するための設備、ソフトウエア、専用ソフトのインストールが必要であり、その上、導入後に専用ソフトの使い方やコンピュータの知識の習得が必要であるなど、システムの導入費用や保守費用、現場の負荷が大きく、利用促進の妨げとなっていました。
今回、サン・マイクロシステムズ株式会社、株式会社ブイキューブ、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が、e-Learningシステムを簡単に構築することができる、新しい教育機関向けe-Learningソリューション分野において協業、そのシステムの提供を開始しました。
今回のこの教育機関向けe-Learningシステムでは、サンの安定性の高いサーバー、ブイキューブのビジュアルコミュニケーションツール、キヤノンのネットワーク対応入出力機器の組み合わせでの提供となります。
専門のIT技術を持たない人にも簡単にe-Learningシステムを構築することができるのは、OSやブラウザの環境に依存しないシステム設計というところにあります。また、講義内容をそのままe-Learningコンテンツとして配信することができるので、事前にe-Learningコンテンツを作成したり、パソコンを設定したりする必要がありません。データのアップデートもサーバー側のみで、導入後の運用や保守が容易なものとなっています。
価格は、サーバとアプリケーションのパッケージで、ユーザーの導入規模に応じて2種類あります。
どのような形でも勉強ができるというのは、今の時代、とても助かることのように感じますね。
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投稿者 kksblog : 2007年11月23日 11:53