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児童生徒の問題行動等、生徒指導上の諸問題に関する調査について~平成18年度分 (2007年11月23日)

国公私立の小・中・高等学校での暴力行為の発生件数は、トータルで44,621件となっており、そのうち、小学校では、3,803件、中学校では、30,564件、高等学校では10,254件、それぞれに発生しています。平成18年度からは、公立学校に加え、国・私立学校での調査もしています。

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by Alex Duplessie

国公私立の小・中・高等学校及び特殊教育諸学校における、いじめの認知件数は、124,898件で、その内訳は、小学校60,897件、中学校51,310件、高等学校12,307件、特殊教育諸学校384件となっています。いじめの認知件数に関しても、暴力行為の発生件数と同様、平成18年度からは、公立学校に加え、国・私立学校での調査も行っています。

平成18年度からは、いじめの定義を見直し、調査を実施しています。その、いじめの定義とは「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」というものです。

公立の小・中学校での出席停止の措置件数は、平成17年度の43件から40%増えて60件となっています。内訳は、小学校で2件、中学校で58件となっています。

国公私立の高等学校における不登校生徒数は、57,544人で、こちらは、平成17年度に比べ3.6パーセント減っています。

国公私立の高等学校での中途退学者数は、77,027人で、平成17年度から比べて0.4パーセント増加しています。

国公私立の小・中・高等学校の児童・生徒の自殺者数は171人となっており、小学校で2人、中学校で1人、高等学校で128人となっています。平成18年度からは、公立学校に加え、国私立学校も調査しています。

教育相談機関の設置状況についてですが、都道府県・政令指定都市教育委員会所管については、前年の193件に比べて少なくなり184ヵ所、政令指定都市を除く市町村の教育委員会所管でも、前年の1,498ヵ所に比べて1,468ヵ所と少なくなっています。

いじめの件数を見て、まず驚きませんか?また、10代に退学したり、自殺をする子がとても多いというのも驚きですが、半面予想がついてしまうことに怖さも感じます。

子どもたちの中でも、かなりストレスがあるというのも感じられることですよね。なんとか少しでもよくなる方法を考えて行動していかないと、なかなか変わらない問題のような気がしませんか?

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投稿者 kksblog : 2007年11月23日 00:40


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